河北省:法輪功学習者に不正裁判
【明慧日本2015年7月29日】河北省張家口宣化区裁判所は16日午前8時、法輪功学習者・賈鵬飛(男性)さんに対して二審を行った。
賈さんは2005年に法輪功を学び始めた。今年3月25日午前、地元警官は賈さんの自宅周辺で見張り、午後5時に賈さんを、不当に連行して家財を押収した。家族は何度も公安局を訪ね、賈さんの解放を求めたが「検察庁に送って、判決を言い渡してやろうか」と脅したという。
4月16日、賈さんの両親、祖母が公安局を訪ねたが、ゲートすらも入らせてもらえなかった。さらに、幹部を現場に呼び、賈さん一家の生活保障金を差し押さえ、賃貸住宅を回収すると脅迫した。21日、公安局は賈さんの案件を検察庁に送り、二審を企んだ。家族は弁護士を雇い、5月21日に起訴状を作成し、区の裁判所に提出した。6月2日午後3時過ぎ、宣化(せんか)区検察庁、裁判所は宣化留置場で賈さんに対して不正裁判を行った。傍聴者は2人に限定された。
弁護士は留置場で裁判を開廷することや、資料を捏造することは違法であることを指摘した。裁判官は答えず、休廷を宣告したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)