山東省:法輪功学習者4人 不当に連行される
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 【明慧日本2015年7月10日】山東省徳州市の法輪功学習者・王秋菊さん、楊金菊さん、ゼン秀梅さんおよび禹城市の李愛喜さんは5月28日、法輪功の資料を配布するため禹城(うじょう)市へ行った。夜11時ごろ、4人は市内の十里望派出所の警官に不当に連行され、一晩拘束された。翌日の午前10時、市留置場に送られ、ゼンさんの三輪車も取り押さえられたという。

 4人は住所を言わなかったため、警官らは写真を撮って、インターネットで王さんなどの個人情報を手に入れ、不当に家財を押収した。

 市の国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官および610弁公室の警官らは王さんの職場に行き、住所を調べた。王さんの自宅の近くで見張り、外出した王さんの夫を取り押さえ、王さんの自宅に侵入した。王さん宅のノートパソコン1台、プリンタ1台、レコーダー1セット、DVD数百枚、法輪功の関連書籍、法輪功の資料などの多くの私物を押収した。王さんの夫は脅迫され、眠れず、妻の安否を心配しているという。

 警官は楊さんの自宅に行き、家財を押収しようとしたが、留守だったため入れなかった。その後すぐにゼンさんの自宅に侵入し、MP5を1つ、明慧のカレンダー1つ、法輪功創始者の写真、「真・善・忍」と書いた紙などを押収した。

 警官らは断念せず再び楊さん宅に戻り、深夜まで見張ったが、失敗した。その後、李さんの自宅に押し入り、法輪功の関連書籍および私物を押収した。

 4人は留置場で断食を始め、迫害に抗議した。また、国保の警官および留置場のスタッフに法輪功の素晴らしさと迫害の真相を伝え続けた。警官らは4人が断食して問題が起きることを恐れ、灌食すると言いふらした。

 先月11日、国保大隊の警官らは4人を徳州病院に送り、身体検査をし、徳州留置場に送ろうとした。しかし、検査は合格に満たず、留置場に受け入れ拒否されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/6/26/311461p.html)
 
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