重慶市の法輪功学習者3人に不当判決
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 【明慧日本2015年9月7日】重慶市万州(ばんしゅう)区の中級裁判所は先月初め、法輪功学習者・王正芳さん(55歳女性)、文啓恵さん、牟秀雲さんに対して不正裁判を行い、万州区裁判所の判決を維持した。

 1月17日、王さんは市街地に出かけた際、高粱鎮派出所の警官により不当に連行され、周家壩留置場に拘禁された。万州区裁判所は6月に裁判を開廷し、王さんに対して懲役3年を宣告した。王さんは中級裁判所に上訴したが、8月に行われた第二審では「第一審の判決を維持する」と宣告された。現在、王さんは市女子刑務所に拘禁されている。

 昨年9月11日午前、文さん、牟さんは区の和平広場で私服警官により不当に連行され、周家洗脳班に拘禁された。6月、区裁判所に懲役3年を宣告された。2人は中級裁判所に上訴したが、同じく第一審の判決を維持すると宣告され、現在、重慶女子刑務所に拘禁されている。

 かつて王さんは多数の病気を患っていたが、1997年に法輪功を学び始めてから健康を取り戻した。それ以来、法輪功を学んでいるとの理由で長年、迫害された。

 2002年、王さんは上京して陳情したとの理由で、労働教養1年を宣告された。帰宅させられた王さんは区の中国共産党関係者により洗脳班まで連行され、1年あまり拘禁された。

 文さんと牟さんも以前は病弱だったが法輪功を学んでから完治した。

 2001年、文さんは区公安局関係者により洗脳班まで連行され、610弁公室の手先から迫害を加えられた。

 2004年、高筍塘派出所は文さんを周家壩留置場に送り込んだ。その後、重慶市茅家山女子労働教養所に1年間拘禁した。

 2009年8月13日、高筍塘公安局の警官は文さんの自宅に不法に押し入り、家財を押収した。さらに文さんを再度、周家壩留置場まで連行し、沙堡女子労働教養所に1年6カ月拘禁した。

 2011年7月25日、文さんは再び万州区洗脳班まで連行された。

 2004年、牟さんは万州区公安局および高筍塘公安局の警官により洗脳班まで連行され、4カ月あまり拘禁された。その後、市の井口洗脳班に移送されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/8/30/314938.html)
 
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