【明慧日本2015年8月15日】河北省高邑(こうゆう)県の法輪功学習者・王巧萍さんは同県食糧局弁公室の副主任だった。しかし、1999年7.20、江沢民が法輪功に対する迫害を開始したため、王さんは法輪功を学んでいるとの理由で中国共産党の警官により数回、不当に拘禁され、灌食・恐喝などの迫害を受け、不当に公職を剝奪された。これに対し、王さんは6月21日、江沢民に対して「刑事告訴状」を最高人民検察院に郵送した。その翌日、王さんは最高人民検察院から告訴状を受け取ったとのショートメールを受信した。
王さんは1996年5月2日に法輪功を学び始めた。その後、王さんは患っていた腰椎症、神経衰弱症、メニエール病、坐骨神経痛など、病院で治療しても治らなかった病気が全て消えた。元気になった王さんは仕事を精一杯頑張り、3年連続で優秀公務員に選ばれた。
しかし、江沢民が法輪功に対する弾圧を開始してから、王さんは法輪功の重要人物として扱われ、さまざまな迫害を受けた。2000年4月21日、王さんは警官により連行され、賛皇(さんこう)県留置場に拘禁された。10日後に200元を強請り取られ、行政処分を受けた王さんは帰宅させられた。同年9月30日、勤務中の王さんは局長に呼ばれ「明日から仕事に来なくてもいい」と言われ、不当に公職を奪われた。
2001年12月28日夜9時頃、10数人の警官らが王さんの自宅に不法に押し入り、王さんの夫の目前で、王さんを連行した。その後、留置場に拘禁された王さんは断食をして迫害に抗議したが、警官に灌食されて痙攣を起こし、病院に搬送された。その後、危篤に陥った王さんは解放された。
王さんはその後、不当連行を避けるために放浪生活を余儀なくされた。しかし、県の司法関係者らは王さんの夫に王さんを探し出すよう命令し、「見つからなければ、お前も仕事をしなくて良い」と脅した。圧力をかけられた夫は家族の生活を維持しなければならないと考え、王さんと離婚した。
王さんの母親も精神的なダメージを受けて健康状態が悪化し、2005年に死亡したという。
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2015/7/27/151760.html)