中国・陜西省の法輪功学習者が刑務所で虐待を
【明慧日本2016年8月10日】陜西省西安市長安区の引鎮岔道口村の法輪功学習者の屈育吾さんと屈樹吾さんが、2014年3月11日の夜に不当に連行され、市留置場に拘禁されている。
地元裁判所は家族に知らせないまま、2人に対して秘密裏に開廷し、懲役3年の不当判決を宣告した。同年10月ごろ、2人は省渭南刑務所に送り込まれた。
情報筋によると、当刑務所は囚人に長時間にわたり苦役的な労働を強いるほか、食事も極めて悪いという。樹吾さんは毎日約9時間働かされ、育吾さんとほかの数人の学習者は毎日約11時間働かされている。しかし、食事はマントーが2つと少しの野菜のみである。さらに、刑務所側は食事を1人ずつ配るのではなく、わざとまとめて置いている。その結果、毎回食事の際、ほかの囚人が一気に集まり、争いあって、おかずをすべて奪い取ってしまう。その結果、学習者は何も食べれなくなるのがしばしばである。
長期にわたっての飢餓と悪い環境下で、育吾さんは白髪が生えてきて、痩せ、話する気力すらなくなっている。
ほかの学習者も面会禁止、仕送り禁止などの迫害を受けている。