駐ロンドン中国領事館前で 王治文さんの渡米禁止に抗議(写真)
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 【明慧日本2016年8月24日】イギリスの法輪功学習者は、8月12日午後、駐ロンドンの中国領事館前で集会を開き、中国在住の法輪功学習者・王治文さんの渡米禁止に抗議した。

法轮功学员二零一六年八月十二日在伦敦中领馆前集会呼吁营救王治文
8月12日、駐ロンドン中国領事館前で、王治文さんの渡米禁止に抗議する法輪功学習者たち

 王治文さんは元中国鉄道部のエンジニアであり、迫害前、中国法輪大法研究会のメンバーの1人であった。1999年7月20日、中国共産党の元総書記の江沢民が、法輪功を迫害する命令を下した。王さんは当日の夜明け前、自宅で逮捕され、同年の12月に北京市裁判所で秘密裏に16年の実刑判決を言い渡された。残酷な迫害に遭わされても、王さんは法輪功への信仰を堅持し続けた。

 2014年10月、王さんは釈放されたが自宅に軟禁され、毎日24時間監視された。今年1月、王さんは米国在住の娘に会うため、パスポートを申請した。

 申請が下りたことを受け、王さんの娘・王暁丹さん夫婦は、困難を乗り越え北京で父親と会うことができた。そして、尾行していたスパイを追い払い、父親のビザの手続きを無事に終えた。しかし、8月6日に一緒に広東の税関を通ったとき、王さんはパスポートを税関の職員に破られ、破棄されて出国できなくなった。税関職員は「公安部が王さんのパスポートを取り消した。その理由は不明だ」と説明した。

 現在、王さんは消息不明で、家族が身の安全を非常に心配している。王治文さんの経歴をみると、中国共産党による法輪功学習者への迫害が17年間にわたって行われており、しかも今なお続いていることがわかる。

 今回の集会は、多くの民衆の注目を集めた。真相を知った人々は質問したり、署名したりして中国共産党を非難した。

法国女士卡罗尔(Carol)签名谴责中共迫害法轮功
中国共産党を非難し、法輪功を支持するフランス人女性のカロールさん

在中使馆附近一家牙医诊所工作的贝森(Bethan)女士
法輪功を支持してずっと前に署名したが、今回の集会にも大きな関心を寄せるベッサンさん

木工塞伊德(Sid)赞赏法轮功学员的长期坚持反迫害
法輪功を引き続き称賛し、堅持するシッドさん

第一次听说法轮功的英国年轻人嘉德(Jade)和朱迪(Judy)签名反迫害
初めて法輪功学習者への残忍な迫害を知り、署名して法輪功を支持するジェイドさんとジュデイさん

尼古拉斯(Nicolus)先生了解法轮功真相后签名反迫害
法輪功への迫害をすぐさま止めるようにと、署名中のニコルスさん

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/13/332907.html )
(English: http://en.minghui.org/html/articles/2016/8/15/158275.html)
 
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