スウェーデン『毎日新聞』:中国共産党による良心的な囚人からの大規模な臓器狩り
■ 印刷版
 

 【明慧日本2016年8月14日】スウェーデンで発行部数が最大の新聞であるスウェーデン『毎日新聞』7月11日、同社のウェブサイトで『レポート:中国共産党による良心的な囚人からの大規模な臓器狩り』という文章を掲載した。

 文章はアメリカのケーブルテレビニュース(CNN)の最新レポートのデーターを引用して「幾千幾万にも達するおびただしい数の良心的な囚人が、秘密裏に処刑され、臓器を摘出され販売された」と明記されていた。レポートの作者の一人である人権弁護士のデイビット・マタス氏は「これは残酷なジェノサイトだ」と指摘した。

 「被害者は意図的に拘禁された良心的な囚人だ。彼らは消えた。彼らの臓器は移植に悪用された」とマタス氏は言った。

 マタス氏は「『生体臓器狩り』は長い間ずっと続けられており、しかも大規模だ。今回発表したのはこの前のデーターの更新であり、臓器狩りの現状は思ったより深刻だ」と述べた。

 マタス氏は引き続いて「例えば、臓器移植の手術件数は中国政府筋の発表によると毎年1万件だ。しかし、調査によって得た真実は6万件から10万件までの件数である。中国へ移植渡航している人も多くいたが、具体的な人数は把握できていない。臓器は死刑囚人からのものだと中国政府は宣告したが、しかしそれらの囚人の名前や身分を極秘にしている」と言った。

 マタス氏達は大量の証人からの証拠を集めた。証人達は皆刑務所から釈放された人達で、彼らは拷問を受け、もし信仰を放棄しないと臓器を摘出されると脅されていた。法輪功学習者達がなぜ臓器狩りをされたのかについて、マタス氏は次のような原因を分析した。

 「法輪功は伝統的な気功で、人気のある精神修煉である。しかし、共産党は彼らを秩序の脅威だと見なした。強制的な臓器狩りは犯罪行為だが、簡単に実施され、全国の刑務所システムを覆っており、国家に大きな経済的利益を作り出した」とマタス氏は言った。

 マタス氏は欧州連合の独立した機関による調査を求めている。マタス氏は「独立した機関による調査は被害者を助けることができる。調査のプロの団体が調査 して、実態を公に公表してほしい」と述べた。

(文章リンク:
(http://www.dn.se/nyheter/varlden/rapport-kina-masskordar-organ-fran-samvetsfangar/
(Rapport: Kina masskördar organ från samvetsfångar)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/2/332234.html)
 
関連文章