文/中国の大法弟子 浄蓮
【明慧日本2016年8月6日】今年6月、私は県検察庁訴訟科課長と近くの野菜市場でばったり会いました。課長は「○○さん、あなたに頼みたいことがあります。あなたは優しくていい人ですから、きっと力になってくれると思いましたよ」と言いました。「何のことでしょうか。お手伝いすることが、私の信仰に反していなければ、そして、違法でなければ、必ずあなたの力になります」と私は言いました。
彼女はすぐに「それは当然です。違法なことは絶対しません。実は、私のとても仲のいい友達に、法輪功を習わせたいと思っているのですが、教えてくれますか」と彼女は言いました。
私はびっくりして、自分の耳を疑い、「私に何を教えてほしいのですか?」と聞き返しました。「法輪功ですよ。私の友人は、病弱で、精神的にもかなり参っていますが、彼女に法輪功を教えてもらいたいのです。あなたは優しい人ですから、必ず助けてくれると思いました」と彼女は言いました。
「お手伝いできますが、法輪功は佛法修煉で、縁をとても重んじていますが、病気治療はしません。もし彼女が本気で修煉をしたいならば、師父は彼女の体を浄化してくださるのです」と私は言いました。「私の友人は縁があると思いますよ。彼女はとても優しい人ですから。あなたは絶対断らないと思いました。ありがとう、ありがとう。会う時間を決めましょう。いつお時間がありますか。場所はどこにしますか」と彼女は言いました。
課長が誠心誠意に私に頼んでいるのを見て、「いつでもいいですよ。あなた達のご都合のいい時に、私に電話してください。その時に決めたらどうですか」と私は言いました。課長は「結構です。あなたはよい人で、きっと助けてくれると思った」と言いました。私は「師父は私達によい人になるように説かれています。修煉する気持ちがあれば、私たちは必ず全力でお手伝いします」と言いました。その後、お互いの電話番号を交換しました。
去年、私は不当に15日間拘置されました。警察が私を検察庁に送ったとき、この課長は拘置所に訪ねて来ました。彼女は私に優しく、「公的な立場ではなく、個人的な立場で、本音を話したい」と言いました。最初、私は課長を警戒していました。私は法輪功の真相を話し、修煉の経緯を話し、法輪功は人を救い済度していることを話しました。彼女は、「あなたは一部の人は救えますが、一部の人は救えないでしょう。すべての人をあなたは救えませんよ」と彼女は言いました。課長は部下に記録を取らせませんでした。彼女の誠意が伝わってきたので、私はいくつかの疑問に答えてあげました。最後に、彼女は、警察が私を提訴した「証拠」といくつかの「書類」を見せながら、「あなたはよい人だと分かっていますが、あと2、3日我慢してください。私は公安と協議して、できるだけあなたを解放します」と言いました。また、出た後は、安全に注意してくださいと何度も念を押しました。
彼女にばったり会った3日後の午後、課長は電話をかけてきて、時間があるかと聞きました。また、会うよい場所がないと言いました。私は「それじゃ、私の職場に来ませんか」と言いました。着いてから、彼女は私の耳元で声を低くして、「彼女(お友達)は○○局長の妹さんです」と紹介してくれました。
職場に来てから、課長は「あなたの所から没収した資料を真剣に読みました。法輪功は素晴らしいと思いました。あなたのこと(いろんな病気が治ったこと)は全部真実だと信じています」と言いました。
私は課長たちに、「法輪功は佛法修煉で、心性を修めることが大事なのです。修煉者は時々刻々真・善・忍に基づいて行動し、人を傷つけず、何事も他人を優先に考え、名誉や利益や情に淡泊で、人と争わず、大法の要求通りにすれば、師父の法身は体を浄化してくださいます」と話しました。
課長は大法を信じ、とても佛性があり、私たちはいろんなことを話しました。例えばいかによい人になるか、いかによいことをするか、いかに人を助けるか、また「有為」とは何か、「無為」とは何か、さらに、法輪功修煉に関する質問、功法についても話しました。
最後に、課長は、「法輪功を修煉する場合、他に必要なものがありますか」と聞きました。何かを心配しているようでした。恐らく、共産党が宣伝している組織や、指導者などの事が気になっていたのかもしれません。私は「安心してください。法輪功に組織はありません。事務所もありません。お金も要りませんし、貯金もしません。ものをためないし、上下関係もありません。あなたの情報、資料は何も残りません。すべての大法書籍はネットから直接ダウンロードできますので、習いたければ習えばよいし、止めたければ止めて結構です。強制しません。あなたが習いたければ、私は教えますが、その情報を他のだれにも言いません。ご自分でネットから師父の煉功を教えるDVDをダウンロードして、独学しても構いません」と言いました。
課長は分かった様子で、「きょうから、彼女はあなたの弟子になるので、しっかり教えてあげてください・・・・・」と言いました。私はすぐに、「大法の師父は李洪志先生お一人だけです。入門は早い遅いに関係なく、皆弟子です」と言いました。課長は「なるほど」と言って、振り向き、友人に「あなたが先に習って、健康になったら、○○さん(彼女の友人)にも煉功してもらいましょう」と言いました。
最後に、私は、「今の様子を見ると、あなた達は師父の説法を先に聞いた方がいいと思います。その後、功法を教えましょう」と言いました。彼女達は「ありがとう、ありがとう」と何度も言って、とても満足そうに帰っていきました。