中国・山東省の男性法輪功学習者は不当裁判に直面、妻も不当連行
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 【明慧日本2016年8月10日】山東省臨沂市蒙陰県のダ荘鎮の法輪功学習者の趙伝文さん(48歳男性)と、周光明さん(55歳男性)は現在、依然として市河東留置場に拘禁され、開廷の準備をするようと告げられている。警官は趙さんの妻の劉鳳厚さんに電話をかけ、派出所に呼んだが、劉さんはそれきり行方不明になってしまった。

 趙さんと妻は法輪功を学び、心身ともに恩恵を受けた。しかし、夫婦とも迫害を受けた。趙さんはかつて懲役13年の不当判決を宣告された。

 一方、周さんは1997年から法輪功を学び始めた。2007年に2年の労働教養処分に処せられた。趙さんと周さんは昨年12月24日に市蘭山区の新橋の自由市場で法輪功の資料を配布していた時、新橋派出所の警官に身柄を拘束され、その後、市国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に移送され、刑事犯として拘禁された。国保警官はいわゆる情報を収集し、証拠をねつ造し、区裁判長とともにさらなる迫害を企てている。

 趙さんの妻の劉さんと周さんの娘さんはそれぞれ弁護士を雇った。その結果、何度も脅迫の電話が掛かってきた。 

 地元の村民、親戚、友人なども署名をしたり、拇印を押して、関連部門に2人の無罪解放を要求したが、情報がネットで公開された後、鎮派出所と村の書記は当時署名した村民を探し、脅迫した。また、趙さんの妻、弟の嫁、周さんの娘さんも数回にわたって捜査された。弟の嫁はさらに派出所までに連行された。

 7月31日、8月1日、警官らは何度も趙さんの自宅に侵入し、妻の劉さんと弟の嫁を連行しようとしたが、できなかった。その後、彼らは劉さんに電話をかけ、派出所に行くようと伝えた。劉さんは派出所に行ってから行方不明になった。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/8/5/332487.html )
 
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