中国・山東省の邱青華さんは現金の返還を求め、追い出される
【明慧日本2016年8月7日】山東省即墨市の法輪功学習者の邱青華さん(70歳代女性)は、派出所の警官に家財を押収する代わりにという名目で、現金3万元あまり(およそ70万円)を押収された。邱さんはその後、返還を要求したが、追い出された。
事件の起因は今年6月5日、李紅蕾さん(邱さんの息子の嫁)が不当に連行された。邱さんは当日の夜、息子と一緒に派出所を訪ね、状況を聞きに行った際、身柄を拘束された。
邱さんは先月7日に、即墨市普東留置場に移送された。わずか2日間でひどい心臓病の症状が現れ、救急処置を受け家に帰された。
しかし、家に帰った邱さんは、部屋中一面に散らかっていて、現金3万7千元あまりが無くなったことを発見した。当時、邱さんは身体が極めて衰弱していたが、学法と煉功してから1カ月後、体力はほとんど回復した。
先月25日午前、邱さんは80歳代の姉と一緒に、通済派出所を訪ね、嫁の無罪解放と現金の返還を要求した。しかし、副所長は「現金は検察院に提出したから返還できない」と言った。さらに邱さんが嫁のために書いた告訴状を目の前で破って投げ捨てた。邱さんは怒鳴られて追い出された。
一方、嫁の李さんはいまだに即墨普東留置場に拘禁されている。先月13日に逮捕状が発付された。