中国・遼寧省のトン麗琴さんが迫害されて死亡
【明慧日本2016年8月11日】遼寧省沈陽市皇姑区の法輪功学習者のトン麗琴さんが法輪功迫害の元凶である江沢民を告訴したとの理由で、昨年10月22日に仕返しとして、不当に連行され迫害された。その結果、トンさんは呼吸困難や動悸などの症状が現れた。今年4月18日、トンさんは他界した。享年45歳。
トンさんは1999年から法輪功を学び始め、心身ともに恩恵を受けた。
昨年5月1日、中国最高裁判所が「案件は必ず立件し、告訴は必ず受理する」を宣告した後、トンさんは最高裁判所および最高検察院に江沢民への刑事告訴を提出した。
10月22日の昼12時ごろ、区610弁公室、区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)、区公安局支局遼河派出所の警官らはトンさんの自宅に押し入り、法輪功の関連書籍を押収したうえ、トンさんを遼河派出所に連行した。トンさんは迫害され、重度の腹部の腫れ、呼吸困難、動悸などの症状が現れた。警官は何度もトンさんを留置場に連れていったが、健康検査が不合格であったため、受け入れを拒否された。10月26日、トンさんの症状はさらにひどくなり、ようやく家に帰された。
トンさんは母の家に住んだが、症状は続き、好転しなかった。今年4月18日の夜明け、トンさんは他界した。
7月14日までの明慧ネットの不完全な統計によると、瀋陽市において江沢民を告訴した法輪功学習者のうち、132人が迫害を受け、少なくとも11人が不当判決を宣告され、13人が不当に開廷され、25人が長期にわたって拘禁され、77人が不当に連行され、6人が行方不明になっている。