中国・遼寧省抚顺市の法輪功学習者26人は同時に連行される
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 【明慧日本2016年8月6日】遼寧省撫順市において、先月20日から24日まで合計26人の法輪功学習者およびその家族が不当に連行された。現在、いまだに23人は市南溝留置場に拘禁されている。

 市政法委員会(610弁公室を直轄する組織)および610弁公室の関係者は、市の公安国保(法輪功迫害の実行機関)を操り、各派出所、社区(中国共産党の末端組織=街道弁事処と住民組織=居民委員会から成る)、街道の関係者を派遣し、先月20日に多くの法輪功学習者を尾行・監視・不当逮捕した。

 連行行動の詳細は時間順で下記の通りである。

 7月20日早朝5時過ぎ、撫順県海浪郷の法輪功学習者の王艶さんは県公安局および郷の警官に不当に身柄を拘束された。法輪功の関連書籍、創始者の写真などの私物も押収された。王さんは南溝留置場に15日間拘禁された。

 21日夜8時ごろ、市東洲区の法輪功学習者の東維営さん(女性)、胡風秋さん(女性)、徐貴栄さん(女性)、潘福徳さん(男性)、阿金溝に在住する呂慶さん及び妻の于芳さん(学習者ではない)、李明雲さん及び妻の劉鳳娟さんはそれぞれ自宅で不当に連行された。東洲区次溝に在住する姜順愛さん(女性)の自宅で学法していた学習者4人も同時に連行された。また、学習者夫婦1組も連絡取れない状態になり、自宅で連行されたと考えられる。

 22日の早朝6時過ぎ、新撫区七道街の法輪功学習者・閻明宇さんと妻の劉郎さんは自宅で不当に連行され、家財を押収された。

 午前7時過ぎ、東洲区龍鳳の学習者・李剛さん(男性)、李艶営さん(女性)、秦艶栄さん(女性)、秦増雲さん(女性)、茨溝に在住する于慶海さん及び妻の陳文華さんがそれぞれ自宅で身柄を拘束された。

 22日、新撫区南陽の法輪功学習者の彭傑さん(67歳女性)は自宅で永安台派出所の警官に不当に連行され、法輪功創始者の写真、法輪功の関連書籍、プリンター、パソコンなどの私物を押収された。ほかに高齢の劉さんも不当に連行された。

 同日午前10時過ぎ、順城区葛布派出所の警官数人が葛さん(年配の女性)の自宅に侵入し、法輪功の関連書籍約100冊、お守り600枚あまり、資料作成の道具などの私物を押収した。

 また、順城区将軍街の学習者の王紅さん(女性)の自宅のドアが警官にノックされた。王さんはドアを開けなかったため、警官は廊下で1日中見張っていた。その後、私服警官が監視し続けた。李石団地の李さんは留守の時、警官に侵入された。その後、人民元1万元(およそ18万円)の現金が盗まれたことを発見した。

 24日、東洲区龍鳳街の法輪功学習者の李海燕さん夫婦は警官に身柄を拘束され、家財を押収された。隣人は李さんが警官にひもで縛られて連行される様子を目撃した。

 現在、劉郎さんなど3人は家に帰された。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/30/332138.html )
 
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