【明慧日本2016年2月25日】中国・遼寧省丹東市振興区に在住の法輪功学習者・於伝芳さん(75歳)は、昨年4月25日、丹東市公安局により不法に身柄を拘束された。於さんの家財は没収されたうえ、3年の実刑判決を言い渡された。於さんは判決を棄却するよう提訴している。
於さんは昨年2月25日に「法輪大法は素晴らしい」と書かれた紙を貼り付けたことが理由で身柄を拘束された。於さんは警官に法輪功への迫害の真相を伝えようとしたが、「これ以上しゃべったら厳罰にするぞ」と警官に脅かされた。また、警官らは於さんの自宅から法輪功の書籍のほか、2000元の貯金も不法に没収した。於さんの息子は母が拘禁されることを恐れ、5000元の保釈金を支払ったため、於さんは当日夜に釈放された。
5月はじめ、於さんは派出所の警官に出頭するよう言われ、さらに罪状に署名するよう要求された。於さんは自分は違法なことをしていないし、むしろ法輪功を修煉することで健康状態が良くなったと言い、修煉してから体に起きた奇跡的な体験談を書いた。
3日後、於さんは家族と一緒に検察庁に行くよう要求された。検察庁に着くと、於さんは直ちに身柄を拘束された。その後、於さんは留置場へ拘禁される予定であったが、入所前の健康診断で高血圧と診断されたため、留置場への拘禁がまぬがれた。
その後、8月21日に丹東市法院で不法な裁判が開かれ、弁護士を雇う時間もなく、事実上の非公開の裁判が開かれた。於さんは法輪功の修煉を辞める署名を拒んだことが理由で、3年の実刑判決を言い渡された。
現在、於さんは既に弁護士を雇い、実刑判決が不適切として提訴し、有罪判決を棄却するよう求めている。弁護士は既に丹東市中級法院に訴状を渡しているので、人々の注目と助けをここで呼びかけてる。
(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)