中国遼寧省 数人の法輪功学習者が迫害されて重病
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 【明慧日本2016年2月5日】遼寧(りょうねい)省・朝陽市の公安局は政法委員会(610弁公室を直轄する組織)と共謀し、江沢民を告訴した学習者を迫害し、いわゆる7.17特別捜査部と名づけられた。昨年11月9日、百数人の学習者を連行し、53人の学習者はいまだに拘禁されている。

 朝陽市留置場は学習者と家族の面会を許さず、家族から送られた衣類・物品なども拒否した。拘禁された学習者は会話も制限され、重刑を下すと脅されて転向させられた。ある学習者の家族は無理やり転向に協力させられた。現在、数人の学習者は迫害されて重い病状が現れている。

 今月2日、霍会賢さん(70)は手錠・足かせをかけられたまま、2人の警官に支えられて朝陽市中心病院で身体検査をさせられた。手錠と足かせは鎖でつながっているため、かがみながら歩く霍さんは苦しんでいる様子だった。霍さんは体調を崩しているのにもかかわらず、重い拷問具を付けられる行為は中国共産党の法輪功学習者に対する迫害がどれほどのものか明らかである。

 重病を患った法輪功学習者・閻旭光さんは現在、遼寧省・鉄嶺(てつれい)労働教養所病院に移送された。家族との面会も許されず、家族はみんな閻さんのことを非常に心配している。

 呉金萍さん、任曼さんなども体調があまり良くないそうである。任さんの家族が、2人の警官に支えられた任さんと面会したとき、任さんは非常に痩せていて虚弱だったそうである。

 現在、朝陽市公安局の李超と政法委員会・610弁公室の役員らは迫害を監督している。

囚人服を着て手錠・足かせをかけられて歩く霍会賢さん

(注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/2/3/323113.html)
 
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