【明慧日本2016年7月13日】中国・遼寧省朝陽市の中級裁判所は先月30日午前、法輪功学習者・姜偉さん(女性)、尹秀芝さん(女性)、劉桂玲さん(女性)、張永奎さんの4人に対して、不正裁判を開廷した。弁護士は法輪功学習者への訴えおよび罪名は、すべて成立しないことを指摘した。
裁判長は法律に違反し、当事者の法輪功を学んだ前後の身体の変化および精神の浄化を言わせなかった。弁護士が当事者に「あなたはなぜ法輪功を学ぶのですか?」と聞くと、姜偉さんは「私は以前、さまざまな病気を患っていましたが、法輪功を学んでから健康を取り戻し、薬を服用する必要もなくなりました。この功法はとても素晴らしいです」と述べた。しかし、裁判長は姜さんの話を制止し「この件は案件と関係ないから、やめなさい」と阻止した。また、尹秀芝さんも同じ話題に触れた時、無理やりやめさせた。
北京の弁護士は次のいくつの点に関して弁護した。法輪功を学ぶことやその資料を持っていることは合法である。国の法律による邪教の中に法輪功は入っていない。法律の実施を破壊する罪は存在していないなど。また、案件の中に加害者および被害者がいないことを述べた。
さらに、「当事者はどの法律を犯したのか? どの法律の実施を破壊したのか?」と問い詰め、「江沢民を告訴することも国民の基本的な権利であり合法である。一方、法律を執行する側は学習者を逮捕する際、捜査証明書、拘禁証明書を提出せず、没収した物品の明細書もないなどが違法である」と指摘した。
その結果、検察官は反論できず「私も法輪功を学ぶことに罪があるとは言っていない。法輪功の資料を配布することや、各部門に江沢民を告訴した行為を指している」とこじつけを言い、親族の弁護をやめさせた。
当日、判決が宣告されないまま裁判は閉廷した。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)