中国・成都市の法輪功学習者10人が不当に連行される
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 【明慧日本2016年8月2日】四川省成都市法輪功学習者10人は、7月23日午後2時過ぎ、晋吉北路玉苑にある法輪功学習者の自宅において集団学法した時、身分不明の人間に侵入され、晋陽派出所に連行された。

 10人の名前は李暁萍さん(60歳女性)、呂佑瓊さん(67歳女性)、胥泳さん(40代男性)、周自玉さん(60代女性)、張明紅さん(51歳女性)、劉淑玲さん(58歳女性)、趙徳芳さん(70代女性)、範さん(70代女性)、ほかに60代から70代の女性2人の名前は不詳である。

 当時、10人が学法していた時、突然ノックされ、家主の孫さんが急いでドアを開けると、十数人の身分不明の人間がいきなり侵入し、部屋の中の人に「動くな」と命令した。

 学習者は「あなたはだれですか?」と聞いたが、「あとでわかる」と言われた。しかし、これらの人は私服を着て、何の証明書も提示しないまま、写真を撮ったり、学習者のカバンを捜査し、家宅捜査を始め、400冊あまりの法輪功の資料、一部の横断幕などを押収した。その後、10人は不当に身柄を拘束された。

 10人は派出所に到着後、2人1組に分けられ、ほかの派出所に送り込まれ、27~28時間拘禁されたという。また、鉄の椅子に縛られ、名前、住所、連絡先の自白を強いられた。情報筋によると、趙徳芳さんと周自玉さんの自宅は23日の夜、不当に侵入され、多くの家財が押収された。10人は24日夜8時過ぎ晋陽派出所に戻された。夜9時過ぎ、金花派出所の警官3人が呂佑瓊さんなど5人を市三病院に送り、身体検査を受けさせた。5人が戻った時はすでに25日の深夜0時ごろになり、すべての身の回りの物を持たせ、どこかに送られたという。25日の深夜1時ごろ、当派出所はほかの5人の家族に2千元をゆすったあと、帰宅させた。

 
(中国語: http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/29/332041.html )
 
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