黒龍江省:裁判所の陰謀 法輪功学習者に重刑判決
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 【明慧日本2015年12月4日】黒龍江省・黒河市嫩江(のうこう)県の法輪功学習者・王彦友さんは今年9月26日、懲役10年の重刑判決を宣告された。先月6日に二審が行なわれたが、警備が厳重で傍聴者は入廷前に身体検査が行われた。一審で重刑判決を宣告した嫩江裁判所の裁判長は「無期懲役にしても足りないよ」と暴言を吐いたが、二審の際は焦りを見せていたという。

 王さんは不当に連行されてから11カ月間、拘禁された。その間、殴打や拷問を受けた王さんは、心身共に大きなダメージを受けた。

 正義ある弁護士は法廷の場で、王さんの無罪を主張した。弁護士は根拠ある無実の背景をもとに、法輪功の合法性と迫害の実態を訴えた。しかし、裁判長に3回も妨害され、法輪功関連内容の主張は一切禁じられた。一方、公訴人が提示していた内容を中心に弁護するならば許されたという。

 この公訴人は、黒河市検察庁に所属していた。公訴人は中国共産党に利用されたため、被告人に不利な訴状を作り、罪を着せるための偽証拠で起訴した。そのため一審判決を維持し、法輪功が違法であるという観点を強調した。それに対し、弁護士は法律を根拠に王さんの無罪を強調し、公訴人の無茶な物言いを圧倒した。

 裁判が終わる時点で、弁護士は、被告人の人権を訴え、傍聴席にいた家族との顔合わせを要求したが、警官は家族の起立を許さず、裁判長は、王さんをすぐにその場から連れ出すように命令したという。

 (注:法輪功修煉者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/11/9/318893.html)
 
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