遼寧省の親子 実刑判決を宣告される
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 【明慧日本2015年3月21日】遼寧省鞍山(あんざん)市の法輪功学習者・郭淑芳さんと唐超さん親子は1月末、実刑判決を宣告されて瀋陽市大北刑務所に拘禁されたという。

 鞍山市の法輪功学習者・郭さん、唐さん、商静さん、張旭さん、龍剛さん、高素娟さん、姚元東さんの7人は2013年10月27日、自宅から市鉄西区公安支局、興盛派出所の警官らにより不当に連行され、家宅捜索が行われた。

 昨年5月6日、鉄西区裁判所は学習者7人に対して裁判を開廷したが、学習者たちの弁護士を法廷に入廷させなかった。同日、鉄西区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と610弁公室の警官は家族に「弁護士を雇うことを辞退しろ」と脅迫した。その後、同年8月21日に高さんと姚さん、8月28日に商さん、9月4日に張さん、9月11日に郭さんと唐さんらは、それぞれ不正裁判を受けたという。

 唐さんは法廷で「『真・善・忍』の教えに従って自分を修めることは無罪です」と主張した。唐さんの弁護士は、裁判所が指名した弁護士で、最初は唐さんに軽犯罪と弁護するつもりだった。その後、郭さんの弁護士2人は憲法、刑法、国際公約、普遍的価値などの角度から、一つ一つ分析して説明し、郭さんに無罪の弁護をした。その話を聞いた唐さんの弁護士は目覚め、「国外、国内のどの法律から見ても唐さんの行為は犯罪になりません。唐さんは無罪です」と述べた。

 しかし、鉄西区裁判所は法律に従わず、最終的に商さんに懲役4年、張さんに3年、郭さんに3年3カ月、唐さんに2年の実刑判決を宣告した。

 その後、4人は上訴した。しかし、鞍山市中級裁判所は4人の上訴に対して公開裁判を開廷せず「原審を維持する」との結果を出したという。
 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2015/2/18/304924.html)
 
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