老人と看板
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2016年7月13日】江沢民を告発する潮流が始まり、中国の多くの市や町でも告発に関する看板が見られるようになりました。看板は見た目が壮観であるだけでなく、情報量も多く、一目で大法が迫害されている真相や江沢民の罪悪も、非常に理解しやすくなります。

 真冬の東北地方のある町では、よく2人の老人を見かけます。彼女たちはもうすぐ80歳の米寿を迎えようとしていますが、それでも疲れを知らずに毎日街中を歩いています。市場やバス停、病院の正門、フリーマーケット、警察署、そして公安局の前まで彼女たちの姿を見ます。2人の老人が今迄救ってきた人の多さは考えるまでもありません。しかし彼女たちは現状に満足しておらず、他の同修のように自分たちも看板を使って真相を伝えたいと考えていたのです。

 しかし、現実はそう簡単にはいかず、看板が真相を知らない人たちに壊されることは何度もありました。そうなると修理しなければならない上、時間を非常に無駄にし、1日に救える人数はたかが知れており、これではいけないと焦った2人は更に良いアイデアを考えました。真剣に考えた結果、彼女たちは大胆な思いつきにたどり着いたのです。「自分たちで看板を守ろう」

 思いついたからには早速実施しなければなりません。老人たちは修理した看板を掛け直しました。するとすぐに大勢の人がやってきて、真剣に看板に書かれている内容を読み、真相を知った人々はその場で三退したり、知り合いに伝えました。例え真冬の東北地方でも人々が真相を知ろうとすることを、そして救われたいという気持ちを止めることはできません。けれども、看板を掛ける所がない場所も少なくありません。そういう時は、2人の老人は両手で看板を広げて人々に見せていました。手がガチガチに凍え、両足も感覚を失いましたが、彼女たちは手足の事など全く気にせず、看板を見て江沢民が犯した罪やその他様々なことについて質問してくる人々に真相を伝えていました。眉毛と額が凍って厚い霜を作っても、彼女たちは依然と慈悲深く縁のある人々に真相を伝えていったのです。この2人の法輪功学習者の善良に満ちた行いを見た人々は皆敬意を示しました。

 2人の話によると、多い時は60人ほどの人々が同時に看板を見ることがあり、その中でいくつか感動的な話がありました。公園や家の外に集まって世間話をする老人たちがいます。彼らに会う度に2人は真相を伝え、三退を進めていましたが、頑固な老人たちは耳を貸しませんでした。他の同修も何度も彼らに真相を伝えましたが、なかなかうまくいきません。しかし、今回江沢民を告発することに関する看板が彼らの前に掲げられた時、老人たちは全員そばに集まってきて真剣に看板を上から下まで読んでいきました。そして三退の緊迫性を知り、修煉者たちの慈悲深さを理解し、ついに三退しました。10人ほどの老人が自分自身の素晴らしい未来のために正しい選択をしました。

 またある日、真相を理解していない人が警察官を呼びました。2人の老人は少しも動じず、パトカーが近くに止まった時、自ら警察官に近寄って「私たちを捕まえに来たんですか」と尋ねたところ、「いやいや、何もしないよ」と警察官が答えました。自分たちを捕まえに来たのではないと分かった2人は警察官に真相を伝え始めたのです。「あなたたちの態度があなたたち自身と家族の未来を変えることができます。大法弟子たちに優しくすればきっと素晴らしい未来があなたたちを待っています。江沢民などについていかないでください。これ以上善良な人々を迫害しないでください」。老人の話を聞き終えた警察官は何も言わずに頷き去っていきました。

 2人の老人の善良な行いは真理と正義への堅い信念を現しています。彼女たちは1カ所に留まることなく、場所を変えてまた法を実証しに行きました。その看板は彼女たちの願いと共に衆生を救うことに多く役立っているのです。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/7/6/330485.html)
 
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