刑務所で迫害され危篤状態の法輪功学習者(写真)
【明慧日本2016年12月9日】黒竜江省密山市の法輪功学習者・張玉堂さんは、昨年不当に判決を下され、黒竜江省の泰来刑務所に拘禁されており、現在、迫害を受けて危篤状態に陥っている。
張さんはかつて2年間の労働教養を強いられ、4回拘留され、その中の1回は長期間拘禁されたこともあり、判決が下されたことと違いはない処遇であった。
張玉堂さんの妻は先月29日「張さんは刑務所の病院に入院しているため、家族にきてほしい」と刑務所からの電話連絡を受けた。翌朝早く、張さんの妻が刑務所の病院に駆けつけ面会すると、張さんの痩せこけている姿を目にした。
この前、張さんは既に5日間意識不明になったが、刑務所は家族に知らせておらず、救急措置も一切取らず、放置状態にされていたことを、張さんの妻は知った。
もっと以前、張さんがある日突然倒れて、3階の階段から1階の階段まで転がり落ち、左側の頭部がかなり腫れ、頭のてっぺんが柔らかくなり、そのまま起き上がれず地べたで横になったまま放置され、刑務所側に無視されて救急措置を何もしてくれなかったという。
張さんの妻が刑務所側に「なぜ救急処置を取らなかったのか」とわけを尋ねたが、返事さえしてもらえなかった。
今年3月、奴隷のような労働を拒否した張さんは、ドアの枠に長時間吊るし上げられた。
張さんは今歩くことが出来なくなり、食事も摂れず、ほんの少し食べても胃が痛くなる。現在、泰来刑務所では法輪功学習者への迫害がまだ深刻な状態で、そこにいる他の学習者たちも様々な理不尽な迫害を受け続けている。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)