鞍山市の学習者一家3人が連行、拘禁された
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 【明慧日本2016年11月20日】遼寧省鞍山(あんざん)市の法輪功学習者・申海龍さん(39)は懲役18年の判決を宣告され、すでに14年間、刑務所で過ごしている。現在は大連南関嶺刑務所に拘禁されているという。申さんの母親・宋宝霞さん(66)、妻・張霞さんは今月11日、寧遠鎮派出所まで連行された。

 申さんは2002年4月、法輪功が迫害されている真相の映像をテレビ局のチャンネルに挟み込み放送したため、強制連行され、後に懲役18年の判決を宣告された。当時、子供は2歳で、妻も病気だらけだった。14年来、申さんは刑務所で様々な拷問や迫害を受けたという。消息筋によると、刑務所側は申さんが法輪功の経文を持っていることに気づき、鞍山市警察署に申さんの自宅の捜査依頼をしたという。

 今月11日、妻は商売をしていた際に警官により連行され、家のパソコンを押収された。母親は帰宅する際に尾行され、家に着くなり5、6人の警官により連行された。そして、法輪功の書籍・テープレコーダーを押収された。

 母親は連行された後、血圧が上がったため、帰宅できたが、妻は未だに鞍山市留置場に拘禁されている。

 申さん、張莉さんなどの4人の法輪功学習者は、中国のラジオ、テレビ、新聞などのメディアがすべて中国共産党にコントロールされ、法輪功に対する誹謗中傷が氾濫していた14年前、国民に法輪功が迫害されている真相を伝えるため、テレビ局のチャンネルに挟み込み放送するという方法を選んだ。張莉さんは2002年3月19日に連行され、同年8月27日に迫害されて死亡した。

 申さんが拘禁されている大連南関嶺刑務所は、有名な悪の巣窟で、多くの法輪功学習者が迫害されて死亡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2016/11/14/337628.html)
 
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