文/中国の大法弟子 喚醒
「早くこっちに来てください、この傘は2人の頭を覆うことが出来ます」と、すぐそこの石の腰掛に座っている若い娘さんから声をかけられ、私は急いで彼女の隣に座りました。
私は「ありがとう、雨の中であなたのように心の優しい娘さんに出会えるのは、これも深い縁によるものですね」とお礼をしました。彼女は「そうですね! 私も縁を信じています、おばさんは50歳ぐらいでしょうか? 私の母と同じ年代ですね」と言葉を返してくれました。私は微笑みながら話しました。「それでは命を守る大事な話を教えたいですが、聞いてくれますか?」というと、疑うように「どのように命を守るのでしょうか? あなたも法輪功ではないでしょうね? 先ほど、2人のおばあちゃんが『真相が分かれば命を守ることができる』と話してくれました。私は『私は科学を信じています、法輪功を信じていません。法輪功は×教ですから、私は聞きたくない』と話しましたので、2人は去っていきました」
「あなたは法輪功を知っていますか? ×教だということは誰に教えてもらいましたか?」と私は聞きました。彼女は「新聞、ラジオ、テレビなどが皆このように話しているではないですか? 皆が知っています!」と話して、茫然と私を見ていました。
私は「あなたの純善と善良は江沢民の真っ赤な嘘に騙されています。将来、あなたが命を失ったときはその理由さえも分かっていないでしょう。これはまさに命にかかわる大事な問題です。それでは私が知っている法輪功を話してみます」と話し、彼女は好奇な目で私を見つめ、「おばさん、あなたは相手を惹きつける強いエネルギー持っていますね。私は気持ちよく感じます。さっきまでお腹が痛かったのに、今痛みが消えとても気持ちがいいのです。雨が降って歩けないのだから、話してください、聞きます」と話してくれました。
私は、大法が92年に伝えられ、1億人が修煉しており、佛家最上の高徳な大法であること、ほかの功法と違うのは、法輪功は心性を強調し、「真・善・忍」に基づき自分を厳しく律することです。心性の高さは功の高さであり、だからこそ1億人の道徳を速やかに向上させることが出来ました。どの階層の人でも修煉ができ、今は世界100以上の国と地域に伝わり、好評を得ています。大法の著作は40の言語に翻訳され、3千以上の褒章を受けました。すべての真修の弟子は、人に対して真をもって接します。真とは真実の話をし、真実の事を行い、真人となり返本帰真することです。人に対し善でなければなりません。善をもって人と接し、常に人を助け、すべてのことにおいて他人のことを考えるのです。忍とは、人と争うわないこと、戦わないこと、トラブルに出遭ったとき内に向けて自分のよくないところを探すことだと伝えました。
私が話し終わらないうちに、彼女は「おばさん、私もそのように行っています。善い人になり、相手の利益を横取りしないことは母の教えです」と口をはさみました。私は彼女に「もし人々があなたとお母さんが邪だといわれたらどうですか?」というと、彼女は一瞬驚いた様子で、大きな声で叫びました。「善い人になるのに、なぜ邪だというのでしょうか?」というので、私は「それは江沢民が決めたことです。99年7月、かれは1億人に上る道徳が高尚な、心身共に健康になった大法修煉者に対する迫害を発動しました。そして名誉を汚し、経済を破綻させ、身体を消滅させるために、殴り殺しても責任を問わず、殴り殺せば自殺とみなし、身元を確認する必要がなく、直接に火葬するというナチスのような政策をとっており、甚だしきにいたっては大法弟子の生体から臓器を収奪して、暴利を得ています」と話しました。
彼女は静かに聞き、時には独り言で「これは残忍すぎます、不可思議です」と言いました。私はさらに話し続けました。「17年が過ぎました。国内の大法弟子は師父の言葉を胸に刻み、逮捕、処刑、家族の滅亡の危険に直面しながらも、長期にわたり民衆に真相を伝え、共産党が散布した虚言、人に対する毒害を取り除いています。これが人々を救うことです。なぜならば善悪の分別が出来なければ、いずれ報いに遭います。人が治めなければ天が治めるのです。人の行いは天が見ているのです」
「おばさん、話に割り込みますが、なぜ『焼身自殺』するのですか?」と彼女は戸惑いながら聞きました。私はいくつかの問題を提示しました。「焼身自殺した人は顔が黒く焦げていたのに、髪は燃えていませんね? ズボンが焼けているのに、両足の間に置かれたガソリンが入れられているボトルが焼けずに完全な形で残されています。これは可能でしょうか?」と次の疑問を投げかけようとしましたが、彼女は慌てて話し始めました。「これは人騙しではないですか? この騙しの罠が大きすぎます。それは中央テレビ局ですよ! どれだけの人々が被害にあっているのでしょう!」
私はさらに彼女に聞きました。「あのような短時間で、どこから大量の消火器を集めたのでしょう? 天安門を警備する警察官が消火器を背負っているなら話は別ですが、あなたは見たことはありますか? 収録も適時に行われ、撮りたい画面は自由気ままに撮っており、制止する人はなく、彼らに特権を与えています。それから気管を切除されたにも関わらず、数日後はっきりと言葉を話し歌っていました。医学知識の分かる人は、これが世を欺く虚言であることが分かります。このことは多くの中国人を毒害し、彼らに命が救われる真相を聞かせません。衆生は法輪功を陥れ弾圧の真相を知って、善悪を分別し、中国共産党の党員、団員、少先隊から脱退し、以前に行なった悪の誓いを取り消すことが唯一救われる道なのです」
「憎らしい! 憎らしい! 憎らしすぎます。このように騙して天下の人々に害を与え、いい死に方はできません」と、娘さんは邪悪な共産党を強く罵倒しました。私は続いて「あなたは入党したことはありますか?」と聞きました。彼女は「入党したことはありませんが、入団、入隊したことがあります」と答えました。私は「それでは団員、少先隊から脱退しましょう」と勧めました。彼女は「家族、親戚、友人の脱退も手伝いたいのですが、できますか?」と聞かれ、私は「それは彼らが真相を理解し、自分の意思で脱退すれば有効であり、神が見ています、本人が態度を表明する必要があります。さきほど私が話したことを彼らに話して、彼らが同意すれば大丈夫です。あなたが彼らの名前を記録するか、彼らが自分で脱退してもいいのです。大法弟子は全国各地にいます。あなたは今日、3人の大法弟子と出会ったでしょう?」と教えました。
この時、彼女の友人から電話がかかり、雨も小雨となりました。
別れる前に私は「娘さん、あなたの判断は間違っています。おばさんは50歳ではなく、68歳です」というと、彼女は驚き目を大きくして私を見ていました。私は「あなたが大法の真相を伝える心があれば、それは功徳無量なことですよ!」と話すと、彼女は真摯にうなずいて賛同の意志を表したのです。