貴陽市の学習者が強制採血された(写真)
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 【明慧日本2016年11月3日】貴陽市白曇区龚家寨の派出所の5人の警官が先月26日、法輪功学習者・厖継紅さんの家に侵入し、厖さんをソファに押さえつけ、指を切って採血し、急いで去って行った。

 厖さんは幼いころから多くの病気を患っていた。27歳の時に肺結核を患い、42歳のときには肺癌になったが、貧乏だったので手術が受けられず、薬で命を維持するしかなかった。法輪功を学んだあと「真・善・忍」の教えに従ってより良い人を目指して自己を律し、健康を取り戻した。今日まで20年経ったが、70歳近くになった厖さんは薬を服用しなくても健康である。

 当日、5人の警官は「上司の指示を受けて、データベースを作るためだ。今回採血したら二度と来ない」と言って、厖さんから採血しようとした。厖さんは穏やかに、優しく道理を述べて採血を拒否した。しかし、警官は「協力しないのか。それなら強制的にやるぞ! 今は共産党の政権だから『真・善・忍』なんて通用しない」と叫び、副所長を含む7、8人の警官が厖さんをソファに押さえつけた。最初は針で採血しようとしたが、できなかった。そのため、警官らは厖さんの指を切って採血し、傷口の消毒や止血などもしないまま急いで去って行った。

龐繼紅被割開的手指傷口
採血された指の傷口

 採血を強行した警官は「あなたは善良だが、忍が足りない。俺たちの採血に協力してこそあなたの忍は合格だ」と逆に厖さんを非難した。

 厖さんが堅持したのは正義と真理であり、拒否したのは「真・善・忍」に対する邪悪な犯罪に対してである。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2016/10/30/336995.html)
 
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