難関の中でも精進を忘れず
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文╱中国の大法弟子 浄蓮

 【明慧日本2016年11月5日】今、私はちょうど病業の関に遭遇しています。今日は、この難関を乗り越える過程で体得したものを書き出し、皆さんと励まし合いたいと思います。次元の限りがありますので、不適切な所があれば、同修たちの慈悲なるご叱正をお願いします。

突然に襲う病業の仮相

 今年4月のはじめに不正出血が止まらず、下腹部の痛みが酷く、居ても立ってもいられませんでした。仕事もできなくなった私は、友達と親族に説得され産婦人科で検査を受けました。その結果、入院して精密検査が必要だと言われ、医者の表情から問題の深刻さが窺われ、入院することになりました。ちょうど清明節の休みで、検査結果は4日間待たなければなりませんでした。夫を早く亡くし、息子も地方で仕事をしており、1人暮らしの私は、心細くなりすぐ妹(同修)に連絡を入れました。

 妹と妹の夫が病院に見舞いに来て、情況を聞いた後元気を出すように、師と法を固く信じれば、師父は必ず助けてくださると励まし、同修の交流文や師父の説法の録音を届けてくれました。病床の中、師父の説法と同修達の交流文を繰り返し聞き、次第に、私の正念が強まり、自分は大法弟子かどうか、師父が求められているような弟子かどうか、自分の振る舞いは法を正す時期の大法弟子に相応しいかどうか、私のようなだめな弟子を、師父はまだ面倒を見てくださるかどうか、と何度も自問自答しました。最後に「自分は師父の弟子であり、師父が按排された道しか歩まない」と結論付けました。「自分は確かに優秀な弟子ではないし、修めているかどうか分からない状態でもありましたが、今現在、私は精進したい、師父が按排された道を歩んでいきたい、自分は命ある限り大法の中で着実に修め、大法弟子が歩むべき道をしっかり歩み、三つのことをしっかり行い、法を正す師に手伝い、先史の誓約を果たそう」と決めました。

 そこで、「検査結果はどうであれ退院する、ここは私の居場所ではない、大法弟子には病気はない」との一念が生じました。すでに退職した私は多少の退職金も貰っており、退院したら再就職した仕事を辞めて、真の大法弟子になろうと決意しました。

 検査結果が出ると子宮頚癌と診断され、医者から続けて検査と手術を受ける準備をしてほしいと言われました。私はそれを断り、その日の午後退院手続きを済ませました。

 私は1人暮らしをしているため、修煉の中で懈怠(けたい・なまけ、おこたることしないようにし、更に精進できるように、妹から自分の家にしばらく泊まってほしいと誘われ、私も喜んで受け入れました。

 法の中で早く向上させるため、昼間、妹や他の同修と一緒に『轉法輪』を学び、夜、1人で師父の『各地での説法』を学びました。法を絶えず勉強している中で、同修との差を感じ、また師父の要求に到底及ばないことを感じました。私は1999年「7.20」前に修煉を始めた古い弟子なのに、今の私は全く新しい弟子のようでした。着実に修めていく正念が強まったため、退院後のたった10日間で、師父は私の体を浄化してくださいました。

 土曜日の夜、息子は彼女と一緒に見舞いに来ました。実は、その日の夕飯の後、彼らが来る前、私はしきりにトイレに行き、水のようなものを排泄しました。師父は私の体を浄化して下さいました。息子たちに私の様子を見られ、誤解されたらと心配しましたが、彼らが来る直前に下痢はピタッと止まりました。

 長時間の腹痛によって毎回法を学ぶ時、足を組めずほとんどはひざまずいているか、伏せている状態で法を学びました。毎回激しい痛みが来る時、ベッドでのたうち回り、我慢できない時、泣きながら師父のご加持をお願いしました。しかし、毎回、涙目で師父の写真を見ると、師父はいつも微笑みながら私を見て励ましてくださいました。私は涙を拭き、師父の詩「大覚は苦を畏れず 意思は金剛より鋳られる 生死に執着無く 坦坦たり正法の路」[1]と暗唱しました。痛みが少し緩和すると、妹は『洪吟(二)』の中の詩を読み、私の正念を強めてくれました。

 ある時、『鼓楼』の「重錘之下精進を知る 法鼓敲いて迷いの中の人を醒ます」[2]を読んだ時、ベッドで横たわっていた私は、背中を重い金槌で力いっぱい叩かれ、痛くてゴロゴロと転げ回りました。そのような時、『如来』の「如意真理を帯びて来る 洒脱として四海を歩む 法理を世間にくまなく撒き散らし 衆生を満載して法船は出帆す」[3]を読むと、不思議にもベッドから起き上がり、軽やかな足取りで別の部屋にいくことができ、体がとても軽快になりました。

 私の振る舞いを見て、妹は冗談で「お姉さん、芝居をしているの」と言い、わざと繰り返して『鼓楼』と『如来』を読んでくれました。すると、私の体はまた先程と同じような反応をしました。同修たちも「必ず法をたくさん学んでください、師父はあなたを管理しておられます」と励ましてくれました。

 「濁世に清蓮億万の梅 寒風に姿更に青翆なり 連日の雪雨は神仏の涙 待ち望む梅の帰るを 世中の執着事に迷う勿れ 正念を堅く定め 古より今まで 只この一回の為なり」[4]と読んだ時、私は思わず涙が溢れ出ました。師父から期待され、激励されたように感じました。自分は世間のいわゆる「素晴らしさ」を求めて旧勢力に隙に乗じられ、病業の仮相を招き、師父にご迷惑をおかけして本当に悔しくてなりません。

 退院の数日後から、毎朝煉功をしました。時には、下腹部を刃物でえぐられたような激しい痛みを感じました。しかし、私はできるだけ堅持し、五式の功法を一気に完成し、時にはどうしても我慢できなければ、後で必ず煉功するようにしました。師父の慈悲なるご加護のもと、また同修達の激励により、朝の煉功は欠かさずに現在まで堅持してきました。

内に向けて探し、難関の中でも衆生を救う

 心を静めて内に向けて漏れを探してみれば、この2年間はとても懈怠していることに気づきました。三つのことを行っていましたが、いずれもしっかりやっておらず、毎日、法を学ぶ時間も少なく、数ページ読めば、眠たくて仕方ありませんでした。同修には期日通りに真相資料を提供しましたが、それほど身を入れていませんでした。面と向かって真相を伝え、人を救うことも、この2年間ほとんど行っていませんし、発正念の時も、いつも頭がぼーっとしていて手が倒れていました。更に、色欲心、利益を求める心、嫉妬心、顕示心、人に指摘されたくない心などが多くあって、自分は全く修めていないことに気づき、本当に恥ずかしくて身を置く場所がありません。深く探って見ると、これらの全ては、情と利から派生したものだと分かりました。人の情に執着した結果、色欲心を放任し、色欲の戒めを犯していました。これも旧勢力に迫害される要因の一つとなりました。

 師父は「いったんこの面で間違いを起こせば、天上の全ての神はあなたを落とさずにいられないと思っており、決してあなたを肯定したり、認めたりしません。ですから、あなたが今後ぶつかる難のその多くの要素はそれらの神がどうしてもあなたを落とそうとしているのです。これはあなたの修煉にどれほどの困難をもたらすのでしょうか?」  「法を正すことに基準があり、大法弟子の修煉にも基準があり、なぜこの面で気をつけないのでしょうか? 師父に泥を塗りつけ、大法弟子に泥を塗りつけ、非常に悪い影響をもたらしました」と説かれました。 

 私は深い自責と悔恨に陥りました。師父の写真の前で懺悔して、必ず情と色欲心及びすべての人心による執着を修め、法を正す修煉の中で自らを修め、正々堂々と大法弟子として、旧勢力の迫害を徹底的に否定すると約束しました。

 以前、ネット上のハイリターンの投資に誘惑され、利益を求める心が取り除かれていないため、財テクに投資し、さらに良い利益を求めて投資先を探しました。普段、財テクばかりに関心を持ち、また騙されていないかと心配し、心はいつも掻き立てられ、なかなか落ちつきませんでした。これらのことは私の修煉を妨害し、人を救う時間を無駄にしてしまいました。師父は「およそこのように常人の社会であなたに何か得をさせようとするものはすべて魔であり」 [6]とおっしゃいました。悟った後、私はすべての資金を撤回しました。

 多くの人心は精進の道の妨げとなりました。私は徹底的にこれらの悪い考えを消去しなければならないと思い、そこで、師父にご加持をお願いしました。悪い考えが頭に浮かんでくると、私は黙々と「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ、それらの考えを抑え込みました。

 同時に、携帯電話のQQとウィーチャットなどの通話ソフトを全部削除して、他人の行動を覗きたい、世間の乱れた光景を見たい、そのような心を一掃しました。次第に、法を学ぶと心に留まるようになり、煉功する時も、心が穏やかで静かになりました。

 深く法を学ぶにつれて私は、法を正す期間がますます終盤に近づき、人を救う時間の大切さを痛感しました。家で法を学んだこの1カ月間、体はまだ難の中にいて、毎日激しい腹痛が数回必ずやって来て、夜になるとほとんど眠れず、時には1晩2時間しか眠れません。しかし、私は人を救わなければならないと思いました。その時、師父は同修Aさんと一緒に真相を伝えるように按排してくださいました。師父のご恩に感謝致します。

 Aさんは数年来、ずっと面と向かって真相を伝え、とても経験豊富な方で、私たちは週2回、真相を伝えることを始めました。Aさんはスクーターに私を乗せて街を走り周り、真相を伝え、縁のある人を救い済度しました。毎回、20人ほど三退させることができました。今、私たちは真相を伝えることを週3回に増やし、毎回30人ほど三退をさせています。真相を伝える過程で、師父からの慈悲なるご加持とご加護を感じ取ることができました。

 最初の頃、真相を伝えに行く時、激しい腹痛がありました。そうした場合、私は師父にご加持をお願いし、涙を拭いて支度をすれば、激痛がすぐに消え、泣いた痕跡も残らずとても不思議でした。

 出かけると、私はいつも平穏な気持ちを保ちながら、笑顔で真相を伝えました。時には、地面がでこぼこで自転車に揺られ、腹痛を引き起こすことがあり、私は絶えず「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らし」と念じました。そして、師父にご加持をお願いして、正念を発して妨害を一掃しました。こうして、毎回3時間ほど真相を伝えることができ、縁のある人を救うことができました。

 真相を伝える中、様々な人に出会います。すでに真相を知っている人は「三退を待っていましたよ」と言って、すぐに三退をして、感謝の意を表してくれます。こうした時、私たちは「大法の師父に感謝してください」と伝えています。もちろん、中には、私たちを馬鹿にする人もいれば、怒り爆発する人もいて、罵る人もいれば、手を振って拒否する人もいました。しかし、私たちは心性を守り、初志を貫徹し、平和的に対応するようにしました。態度の極めて悪い人に対しても、毅然として笑顔で真相を伝えました。

 面と向かって真相を伝える時、私は大法修煉のことを他人に知られたくない恐れる心も修めました。真相を伝える時、よく知り合いや、以前の同僚、取引先の人、隣近所の人に出会います。最初は多少心配し、同修が真相を話す時、私は隣で黙って聞いていました。しかし、彼らが真相を受け入れない時出ていって話をすると、知り合いが私の顔を見て真相を受け入れ、とても気持ちよく三退をしてくれるのです。同修との交流を通して、これらの衆生は私が救うべき人々だと悟りました。それから、知り合いに出逢えば、私は喜んで彼らに自分がずっと大法修煉をしていることを話し、彼らの懸念が取り除きかれ喜んで三退をしてくれるのです。

 面と向かって真相を伝えることは行脚するのと同じです。その過程では、闘争心、恐れる心、メンツを重んじる心、分別する心、褒め言葉を好む心を修めました。同時に、同修と互いに助け合い、補い合い、分別する心や顕示心を持たないで真相を伝えました。こうして、はじめて純正な気持ちで衆生を救い済度することができ、はじめて師父が求められた通りに行うことができました。

師を信じ、法を信じ、正念を持って関門を乗り越える

 搖るぎない正念は法から来るものです。退院した当時、医者が処方してくれた痛み止めをずっと鞄(カバン)に入れて、処分しませんでした。自分に逃げ道を残し、激痛が来たら緩和したいと思っていました。しかし、法を学ぶことによって、これは党文化の狡猾な心理だと分かり、同時に、師と法を100%信じていないことが分かりました。悟った後、私は薬と処方箋を全部妹に処分してもらい、今日まで飲んでいません。

 大法に身を置いてはじめて、心身ともに軽くなれることを体得しました。人心が浮かんできたら、耐えられないほどの痛みがやってきます。今、両足を組んで学法しており、同時に、主意識を強め、発正念の時、手が倒れないようにし、旧勢力の体への迫害を阻止しました。

 師父は「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」 [7]と説かれています。しっかりと正念を持って、常に内に向けて探し、執着心を修め、絶えず心性を高め、三つのことをしっかり行い、それらをすべてやり遂げて、はじめて師父の厚いご期待に応えられるようになります。

 以上は自分が関門を突破した時の少しの体得です。適切ではないところがあれば、同修の慈悲なるご叱正をお願いします。

注:
[1] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「正念正行」
[2] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「鼓楼」
[3] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「如来」
[4] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「梅 元曲」
[5] 李洪志師父の著作:『各地での説法十』「マンハッタン説法」
[6] 李洪志師父の著作:『轉法輪』
[7] 李洪志師父の詩:『洪吟二』「師徒の恩」

 
(中国語:http://big5.minghui.org/mh/articles/2016/10/30/336994.html)
 
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