【明慧日本2018年6月18日】河北省覇州市の法輪功学習者・王雨申さんは、最近、懲役2年の不当な実刑判決を宣告され、すぐさま家族は控訴の意を表明した。
王さんは2017年8月18日、勝芳鎮河東派出所の警官に不当に連行された後、長い期間、覇州市留置場に拘禁されていた。2018年3月30日の午前9時に、覇州市裁判所で王さんに対する裁判が行われた。10時過ぎ、裁判官は自己弁護中の王さんの話を遮断し、裁判を終了させた。
数日後、家族は弁護士を通して、王さんは懲役2年の不当な実刑判決を宣告されたことが分かった。
以前の王さんは、喫煙や飲酒、ギャンブルなどを好んでやり、それが習慣となっていた。その上、胃病を患って胆のうが潰爛(かいらん・やぶれただれること)した原因で、胆汁が胃の中に逆流したため、嘔吐して吐き出したものは黄色とも緑色とも言えないようなものであった。窮地に陥った王さんは法輪功を学び始めた。それ以来、すべての悪い習慣を改めただけでなく、人がらが優しくなり病気も完治した。王さんの妻は「この法輪功は本当に不思議です! 神様がちゃんと見て下さっています。私はやっと苦しい生活から抜け出すことができました!」と大変喜んでいた。
しかし、中国共産党が法輪功に対しての迫害が始まり、王さんは6回も不当に連行され、不当に請求された金額は3万元以上に上り、労働教養を1年6カ月も強いられた。迫害され胃がん末期にまで至っていた王さんは自宅に戻った当時は、胃がボロボロの状態で数分の1しか残っておらず、大量に血を吐いていた。家族は悲しみと苦痛に耐えながらも、王さんの死後のことを準備した。王さんは大きな苦痛を我慢し、引き続き学法と煉功を続けるとすべてが回復した。法輪功は2回も王さんの命を救った。
王さんと妻は河北省の廊坊市勝芳鎮で、アルバイトをして生計を維持した。2017年8月18日の昼頃、王さんは街で法輪功の資料を配布していた時、河東派出所の警官に不当に連行された。
王さんの妻は法曹部門の関係者に手紙を出した。その手紙には「法輪功は夫の命を救いましたが、江沢民らは夫を殺そうとしています。法輪功の師父は夫の命を二度も助けて下さっただけでなく、人格まで正して下さり、私達と家族を救ってくださいました! そして、自分の夫が法輪功の小冊子やDVDを配布するのは、法輪功の良さを多くの人に知ってもらうためです。これらの事はすべて正しいことです。法曹部門の関係者の皆さんに夫を無条件で解放するように、また、法輪功の迫害に参与しないように強く呼びかます」と書かれていた。