【明慧日本2018年6月2日】遼寧省海城市の法輪功学習者・代書宝さんは、2018年4月26日、瀋陽市第一刑務所に拘禁され、現在、第一刑務所の「合同訓練隊」に強制収容されている。瀋陽市第一刑務所は内装のため、2018年5月~8月まで家族との面会をストップされているという。
代さんは2010年からやむを得ず、ずっと放浪生活をしていた。2016年12月12日、瀋陽市遼中区の警官らは代さんを不当に連行し、2017年9月11日、瀋陽市遼中区裁判所は代さんに対して、懲役7年6カ月の実刑判決を宣告した。
2016年12月12日晩7時過ぎ、遼中区国保大隊(法輪功迫害の実行機関)と新民区国保大隊および法哈牛鎮派出所の警官らは、代さんの臨時に住んでいる借家から代さんを不当に連行した。警官は借家内やパトカーの中で、また派出所や遼中区公安局内の人目のつかない所で、代さんに対してずっと暴力を振るい続け殴打した。そして、遼中区留置場に拘禁した。
拷問の実演:「大掛」にかけられる |
代さんは自分の名前を言わないため、「大掛」や「地面の輪」などの拷問で苦しめられた。さらに、警官らは同じ監室内の囚人たちに対しても名前を言うまで連座させ、同じ拷問を与えるという方法をとった。代さんは他人を巻き添えにしたくなく、仕方なく自分の名前を教えた。代さんは連行された当日、警官の暴力により頭部を負傷したが、4カ月経った今でも傷口がふさがらず、まだ癒合していない。
瀋陽市遼中区の法輪功学習者・葉中秋さん、陳洪さん、鄭麗紅さんの3人は、代さんと同時に不当な判決を宣告された。葉さんは懲役4年、陳さんは懲役1年6カ月、鄭さんは懲役1年の不当な判決を宣告された。鄭さん以外の学習者はすべて瀋陽中級裁判所に控訴した。