四川省の78歳の魏永清さん 裁判にかけられる
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 【明慧日本2018年5月28日】四川省成都市の法輪功学習者・魏永清さん(78)は、2017年2月3日、紅光派出所の警官により不当に家財を押収され、それ以来、自宅での生活をずっと監視されていた。2018年4月24日、魏さんに対する不当な裁判が行われた。

 検察官は起訴状を読み終わった後、魏さんは次のように自己弁護をした。「『邪教』とか『法律の実施を破壊する』って、全く法輪功に張られたレッテルです。1999年7.20以来、江沢民勢力はひどく法輪功を迫害したため、どれほどの罪のない法輪功学習者が残虐に迫害されただろうか。2000年8月、法輪功学習者・王傑さんと朱柯明さんは、中国の法律に基づいて中国最高裁判所に迫害の元凶・江沢民、曾慶紅、羅幹を告訴しました。しかし、それを理由に報復され、王傑さんは不当に拘禁され、拷問により致死させられました。朱柯明さんは数千万元の家財を根こそぎ押収された後、実刑判決を宣告されました。お聞きしますが、これは誰が法律の実施を破壊したのでしょうか? 私の様な普通の国民は法律の実施を破壊する能力があるのでしょうか?」

 検察官と裁判官は魏さんの自己弁護を聞いて、臨時に休廷を宣言した。また後日、改めて裁判を行うという。

 魏さんは元四川工業学院機械学科のアシスタント・エンジニアである。中国共産党が法輪功を迫害した後、何度も迫害を受けた。2017年2月3日、警官が家宅捜索した時、魏さんの家の約1万元相当の価値のある家財が押収された。2月4日、魏さんは高齢のため、派出所の警官は娘に迎えに来させた。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/1/364792.html)
 
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