【明慧日本2018年5月25日】北京市の朝陽支局、朝陽610弁公室および朝陽区太陽宮派出所の警官らは、中国共産党の「両会議」の期間中、2018年3月5日、法輪功学習者・趙志生さん(65)の家に侵入し、家財を押収して趙さんを不当に連行した。現在、趙さんは依然として朝陽区留置場に拘禁されている。
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趙さんは1997年に法輪功を学び始めた。修煉する前の胃腸炎、関節炎、子宮筋腫などの持病が治り、「真・善・忍」の基準に従って物事に対処するようになったため、道徳心も向上した。しかし、1999年7.20江沢民勢力が法輪功を迫害して以来、趙さんは何度も迫害に遭った。
2001年5月、趙さんは住んでいる団地で法輪功の真相資料を配布したため、不当に連行された。同年8月、趙さんは労働教養1年6カ月を強いられ、大興女子労働教養所で暴力を振るわれ、睡眠を剥奪された。
2002年、趙さんは懲役3年の不当な実刑判決を宣告され、労働教養所から直接、刑務所に移送された。
2003年2月、北京女子刑務所の警官は受刑者に指示し、趙さんの両足を組んだままで、一晩中縛り付けさせた。翌朝、趙さんの足は立ち上がれなくなった。また、受刑者らは趙さんのズボンを脱がして、無理やりに両足を「一」の字の形になるように開かせた。この間、趙さんは激痛で汗だらけになった。
2005年5月、趙さんは天安門広場で横断幕を掲げたため、朝陽留置場に1カ月間拘禁された。
2002年から現在に至るまで、趙さんの給料はずっとストップされたままである。
趙さんの夫はこれらの事に大きなショックを受けて、2002年にガンを患ってしまい、大きな手術を受けた。趙さんの息子も巻き添えを受けて失業者になり、就職しようにもあちこちで妨害され、難航しているという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)