朝陽の祖超さん夫妻が拘禁 病気の息子の帰る家なし
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 【明慧日本2018年3月23日】遼寧省朝陽市の法輪功学習者・祖超さん、劉瑞宇さん夫妻の逮捕状が、今年2月2日、浙江省余姚市裁判所から送付された。

 祖さん、劉さん夫婦は浙江省慈渓市でアルバイトをしており、2017年9月7日の夜11時頃、慈渓市の警官らに連行され、10月7日に不当に逮捕状が発付された。情報筋によると、劉さんは逮捕されてからずっと断食して迫害に反対しているため、体が非常に衰弱し、すでに低カリウム血症の症状が現れという。

 2017年12月12日、祖さんと劉さんを罪に陥れるための逮捕要求の書類が、慈渓市検察庁に送付された。

 同年12月20日、検察庁は管轄を変更し、逮捕要求の書類を余姚市検察庁に送った。

 今年2月2日、祖さん、劉さんの逮捕状が余姚市裁判所から送付された。

 祖さん、劉さん夫婦は子供を連れて長年地方でアルバイトをしていた。息子は今年18歳で、浙江省のある私立高校に入っているが、精神分裂症を患っているという。息子は学校で寮生活を送り、わずか月に1回だけの休暇があるという。

 祖さん、劉さんは慈渓市でアルバイトをしていた時、勤め先の寮に泊まっていた。警官らは家宅捜索をした時、寮内にある部屋の中をめちゃくちゃにした。両親が突然連行され、周りに親戚もいないため、息子は休みの日に帰るべき家がなくなり、想像もつかないほど心身に打撃を受けた。

 劉さんは法輪功を修煉する前、深刻なリウマチを患い、普通の生活に支障を与えるほどだった。当時、劉さんの母親も病気になり、早く健康を回復させたいために、劉さんは母親に付き添って法輪功を一緒に修煉し始めた。

 知らないうちに自らの病気までもすっかり治った劉さんは、法輪功を修煉する意思が固くなり、真・善・忍の教えに基づいて身を処するようになった。家庭の中でも、社会にいても、誰もが彼女が良い人だと認めるようになった。しかし、法輪功を修煉して心身共に受益した彼女は、法輪功の素晴らしさを人に伝えていた時、警官によって連行され、精神分裂症の息子の世話が全く出来なくなった。そして、劉さんが断食して迫害に反対しているため、体が非常に衰弱しとても気懸かりである。

 ここで、各界の正義のある人達に関心を持っていただき、劉さん夫妻を声援していただきたいと呼びかけたい。今、息子は通う学校も住む場所さえも失い、すべての生活の保障がなくなっている。

 そして、余姚市裁判所には憲法と法律に基づいて判決を下し、江沢民が法輪功学習者を迫害する違法な犯罪行為の道を歩まないでほしい。また、真・善・忍に基づいて良い人である祖さんや劉さん夫婦を1日も早く解放し、彼らの病気の息子が暖かい家庭生活が送れるようにと強く願っている。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/4/362493.html)
 
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