黒竜江省牡丹江市の法輪功学習者を不当拘禁
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 【明慧日本2018年3月16日】黒竜江省牡丹江市・樺林鎮法輪功学習者・王明英さん(50代)は、警官に尾行され、連行されて、すでに3カ月ほど不当に拘禁されている。

 2017年11月29日、牡丹江市陽明公安局数人の警官は樺林鎮の住民で、法輪功学習者の王明英さんと姚国才さんの自宅を家宅捜索し、個人所有の銀行のキャッシュカード、製本用穴開け機、法輪功の書籍等を押収し、さらに2カ月前から電話の盗聴をしていたという。

 現在、王さんは未だに拘禁されたままでいる。拘禁中、陽明公安局の警官は王さんと面会した際、国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官が王さんを以前からずっと尾行しており、全ての情報を把握していると告げたあと、王さんの家になぜ多くの法輪功迫害の真相資料が置かれているのかと聞いたという。

 法輪功の修煉は中国の法律に違反しておらず、迫害されてからも法輪功学習者は違法な行為などは一切しておらず、かえって「真・善・忍」の基準で自分を律し、家庭や社会に対し有益であり、これらのことは法律上、認められている。2011年には法輪功書籍の出版を禁じる規定も解除されたことにより、中国の法律に基づき、王さんは法輪功の書籍を所有するのは何も違法でない。

 王さんは法輪功を修煉する前、クレーン車の事故に遭い、足を挟まれ腫れあがったため、皮膚が薄く延びてしまい、筋肉が化膿し、ちょっと触ると膿が流れ出てしまうので仕方なく入院した。入院中は足を高く吊るしかなかった。治療のため北京へ行こうとしたが、入院費用だけでも2万元かかると知り、高額な治療費が払えないので、家族が悲しんで涙を流した。

 その後、親戚に勧められ、王さんは試しに李洪志先生の講法のビデオを観た。全て見終わった時、足の皮膚が収縮し始めた。だんだんと膿も流れなくなり、腫れも少しずつ引いていた。本を読み、煉功を続けるにつれて、王さんは不整脈の症状も消えた。

 法輪功の修煉を始める前、王さんは癇癪持ちで、夫や家族に対して怒りっぽいところがあり、自分が正しいと思うと、相手のことを許さない性格だった。しかし、修煉してからは「真・善・忍」を基準に自分を律し、他人のことに配慮し性格がよくなり、家族と仲良く暮らすようになった。昔、王さんは子供を出産したとき、自分の身の回りのことができないまま休んでいると、姑は声もかけてくれないし、挨拶もしないまま帰ってしまい、王さんはきちんとした食事もできなかった。当時の王さんは泣きながら姑を恨み、それ以降、姑と一言も会話をしなくなった。姑を思い出すだけで腹が立っていた。しかし、修煉後の王さんは良い人間になろうと自分に要求し、姑に対する恨みを忘れようと努力し、姑と嫁の関係を修復した。

 勤務先でも気が強く、絶対損をしない性格の王さんであったが、法輪功を修煉してからは他人のことに配慮し、人を助け、楽な仕事を選ばないようになった。汚い環境で仕事をするのは皆が嫌がっていたが、王さんは自分から率先してやるようにした。周りの同僚は最初は王さんを笑っていたが、その後、毎日明るく振舞い、心が優しくなった王さんを見て、理解し尊敬するようになったという。同僚の間では、王さんの人気がよく、雰囲気も心も優しい人だと良い評判だった。

 しかしながら、王さんのような良い人が不当に連行され、拘禁されている。今、家族は公正な扱いを求め、法曹関係者の間を奔走して、王さんの釈放を強く求めているという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/19/361981.html)
 
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