長春市の劉海嘯さん 16年の冤罪を着せられる
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 【明慧日本2018年3月9日】長春市の法輪功学習者・劉海嘯さん(46)は1995年に法輪功に出会い、人生の意義が分かり心身とも受益した。1999年7.20、中国共産党が法輪功への迫害を発動した時、劉さんは法輪功を学ぶ意志が堅く、迫害の事実を暴き出したため、不当に4回連行され何度も嫌がらせを受け、さらに懲役16年の実刑判決を宣告された。

 1999年7.20、江沢民勢力が法輪功への迫害を発動した後、7月26日、劉さんは長春市双陽区留置場に拘留された。8月1日に解放され帰宅した。

  同年11月、劉さんは再度留置場に1カ月間不当に拘禁された。留置場の人員は情を利用して、何度も劉さんの父親や友達に、劉さんが法輪功を放棄するように説得させた。劉さんが家に帰った後、中国共産党が会議を開く度に、双陽区の警官らは劉さんの勤務先に来ては嫌がらせをした。

 2001年3月、劉さんは洗脳班へ強制連行され1週間迫害を受けた。劉さんの妻も留置所に15日間拘留された。2002年1月、双陽610弁公室の働きの下で、劉さんはやむを得ず退職して双陽を離れた。

  2002年3月5日、法輪功学習者が長春テレビ放映の中で、法輪功迫害の真相の映像を差し込んで放送した。もっと多くの人々に真相を知らせるため、政府の嘘の宣伝に騙されないようにという強い思いであった。2002年5月19日、劉さんと他の双陽の法輪功学習者は危険を顧みず、またも双陽テレビ放映の中で、迫害の真相映像を差し込んで放送した。その後、劉さんは警官らに追われ、路頭に迷った。

 2002年11月4日の深夜、劉さんは長春の臨時の借家で不当に連行され、長春市第三留置場に拘禁された。そこで、劉さんは板の上に座らされたり、大勢の囚人でぎっしりと詰める中で寝させられ、トイレも制限させられた。野菜スープは名ばかりで、その中に野菜はめったに入っておらず、ジャガイモスープは、砂と泥が多く沈殿したものであった。2003年、SARSが流行した時期に、大勢の人が長春第三留置場に移送されたため、環境が極めて悪く夏は汗だらけになり、冬は窓から雪が入り、皆ガタガタと全身震えていた。

酷刑演示:电棍电击
拷問の実演:スタンガンで電気ショックを与える

 2003年、劉さん、栗懐明さん、武子竜さん、趙昕鈴さんの4人は、不当な裁判にかけられた。裁判所の周囲は厳重な警備体制を引き、4人は6台のパトカーに乗せられて入廷した。裁判の際、劉さんは「なぜ香港とマカオで法輪功を自由に学べるのに、中国国内ではそれができないのですか?」と質問すると、すぐさま裁判官に発言を禁止された。劉さん、栗さんと武さんの3人は「法輪大法は素晴らしい」と叫んだため、スタンガンで電気ショックを与えられ、劉さんの首は焦げて皮膚が破れた。最後に、劉さんと栗さんには懲役16年、武さんには懲役13年、趙さんには懲役2年の実刑判決が宣告された。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/18/361422.html)
 
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