11年の冤罪後 太原の障害者・李潤芳さんにまた3年6カ月の判決
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 【明慧日本2018年3月5日】太原市杏花嶺区の法輪功学習者・李潤芳さん(46歳の女性障害者)は法輪功の真・善・忍と修煉を堅持していたため、計11年間の冤罪を受けた。刑期満了して解放された李さんは何度も現地の派出所へ身分証明証を申請しに行ったが、いずれも拒否された。昨年9月5日、李さんは再度、派出所へ身分証明証の申請に行った時に、不当にまたも不当に連行され、懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。

 李さんは左腿(もも)の膝(ひざ)以下の小腿がない障害者で、真・善・忍に従って良い人を目指していたが、何度も連行され、拘禁された。新店労働教養所や山西女子刑務所で計11年間拘禁され、そこで独房に閉じ込められたり、連続数日間睡眠を剥奪されたり、トイレに行くのも禁止されたり、灌食されたり、全身傷だらけないし意識を失うまで酷く殴打された。迫害に抗議して断食していた李さんは、鉄製の金具で口をこじ開けられた時に、口が酷く負傷し、血が壁や地面一面に吹き飛んだ。

 李さんは2016年7月、刑期を満了して帰宅したが、同じ学習者の父親も拘禁されていたため、面倒を見てくれる人がいなくなり、左腿のない李さんは1人で生活が大変になった。それにも関わらず、派出所は李さんに身分証明証を依然として発行しなかった。理由は李さんが法輪功の修煉を放棄しないためだという。

 昨年9月5日、李さんは再度派出所へ行き、身分証明証の発行を求めた。李さんは「中国新聞出版総署五十号令」を持って行き、法輪功書籍の出版が解禁されたということを所長に説明しようと思ったが、所長はちっとも見ないで、李さんが持っていた物を法輪功のチラシだと見なし、李さんを即座に連行し、検察庁や裁判所に送った。

 今年1月17日、太原市杏花嶺区裁判所は李さんに対して裁判を行った。法廷で裁判官は弁護士の弁護を禁止した。「法廷で弁護士は裁判官の指示に従わなければならない。さもなければ、弁護士の弁護する権利を取り消すことができる」と裁判官は叫んだ。ホールには元々4人の警官がいたが、暫くしてまた4人の警官が入つて来たが、人を殺しそうな怖い顔をしていた。まったく暴力団のやり方であった。

 こうして、李さんは再度、懲役3年6カ月の実刑判決を宣告された。

 李潤芳さんおよび李さんの父・李錫福さんに対する迫害について、詳細は下記のものでも参照できる。

 山西省太原市裁判所 70代の学習者5人に対し不当裁判を

 太原市の76歳の学習者・李錫福さんは晋中刑務所で殴打

(注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/24/362167.html)
 
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