11年間拘禁された南陽の範金平さんが迫害死
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 【明慧日本2018年2月28日】今年1月初めのころ、南陽市梅渓派出所の警官らはまた法輪功学習者・範金平さん(64歳女性)の自宅へ嫌がらせに行き、ドアを叩き無理やりドアを開けたところ、範さんが地面に横たわりすでに死亡していた。

 範さんは法輪大法の真・善・忍を堅持していたため、現地の法曹機関の関係者により何度も迫害された。2回にわたり計5年間、鄭州十八里女子労働教養所に収容された。また2回にわたり計6年間の実刑判決を下され河南新卿女子刑務所に収監され、何回か南陽市留置所や市610弁公室洗脳班(思想改造施設)に拘禁され、計11年以上拘禁された。

 中国共産党および江沢民の率いる政治邪悪集団による法輪功への残酷な迫害の中で、範さんの夫は2011年に恐怖で極まりない中、病気を患い間もなく死亡した。息子は巨大なプレシャーに耐えられず、出稼ぎに行ったまま、母親の範さんとずっと連絡をとっていなかった。

 範さんは1997年に法輪功の修煉を始めた。修煉によって身体が浄化され無病状態になり、心身ともに健康になり、世界観や人生観も大いに変わった。

 1999年7.20から2000年12月にかけて、範さんは4回も不当に連行され、拘留され、拘禁され、3年間の労働教養を強いられ、十八里河女子労働教養所に収容された。そこで精神的にも、肉体的にも残酷極まりない迫害を受けた。刑期を満了し釈放されても、当局による嫌がらせが絶えなかった。

 2004年9月20日、範さんは5人の背の高い男に持ち上げられて車の中に投げ落とされ、市の政法幹部学校の思想改造施設に入れられた。同月30日、範さんは再度連行され、不当に懲役3年の実刑判決を宣告され、翌年10月20日に新卿女子刑務所に収監された。

 2008年1月29日、範さんは不当に家宅捜索をされ、再度連行された。

 2012年9月、現地の法曹機関は「農民運動会」の開催を守るという口実で、南陽で洗脳クラスを開設し、法輪功学習者を連行するという大規模な行動を取った。当月16日、範さんは連行され、転向に屈服しなかったため意識不明になるまで酷く殴打された。

 2013年8月29日、範さんは判決を下され新卿市女子刑務所九監区に収監された。九区大隊長は受刑者に毎日17時間も法輪功を誹謗中傷するビデオを見させ、範さんに転向を強要した。刑務所の警官はまた受刑者に範さんのご飯に何らかの薬を投入させた。毒薬のご飯を食べた範さんはずっと頭痛がして、全身無力状態だった。ご飯に毒を投入する行為はある日範さんに気づかれたためやっと停止した。

 2015年9月、範さんは新卿女子刑務所から解放された後、退職金の受給資格があるにも関わらず、退職金の発給を停止された。生活の状態が困難になり、範さんは大きな打撃を受けた。

 2016年8月、南陽市梅渓派出所の警官4、5人がまた範さんの自宅に押し入り、不当に家宅捜索をし、範さんを連行して15日間拘留した。家宅捜索により家はめちゃくちゃにされ、価値のある物品はすべて押収され、夫の死による十数万元の補償金も無くなった。範さんは生活が困難になり、水道、電気などすべて停止され、他人の援助で生活を送っていた。

 2018年1月初め、南陽市に大雪が降り、寒さと飢餓のため範さんは死亡した。派出所の警官らが範さんの自宅へ嫌がらせに行った時に、範さんの死体を発見した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/24/362165.html)
 
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