北京の若い女性法輪功学習者2人に不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2018年2月23日】北京の若い女性法輪功学習者・董莹(とういん)さん(28)、張琪(ちょうき)さん(29)の2人は、真・善・忍の教えに従って良い人を目指していたが、最近、北京通州裁判所に懲役1年2カ月の実刑判決を宣告された。

 董さんと張さんの2人は、共に母親と暮していた。董さんは2012年に法輪功を学び始めた後、人生の本当の意義は他人のためであり、責任と義務を果たすべきで、青春を無駄に過ごすべきではないと分かった。董さんは喫煙、飲酒などの習慣を戒め、そして楽観的で善良な人になった。

 張さんは幼いころから法輪功を学び始めたが、中国共産党による残酷な迫害のため一度は修煉を放棄し、代わりに毎日ゲームを楽しんで閉鎖的で、部屋に閉じこもって怒りやすく、グレーブス病(甲状腺の病気)になった。2012年、張さんは法輪功の修煉に戻り、素早く健康を取り戻した。ゲームも止めることができ、性格も明るく楽観的になった。

 董さんと張さんは、法輪功の素晴らしさを人と分かち合いたくて、共産党による残酷な迫害の真相を人に伝えることにした。昨年3月28日、北京通州でチラシを配布していた時、ある会社の社員により派出所まで連行され、その後、留置場に拘禁された。

 今年1月12日、通州裁判所で2人に対する裁判が行われた。法廷で、弁護士は法輪功に対して法曹界でずっと誤解している三つのことを説明した。一、天安門焼身自殺事件については、法輪功の書籍では殺生と自殺を明らかに禁止しているため、法輪功学習者が焼身自殺などやるわけがない。二、病気があって薬を飲まないことについては、法輪功の書籍ではこういう話を記載しておらず、逆に自信のない学習者は薬を飲んでも良い。

 三、弁護士は、邪教とは何かについては、どの国でも定めておらず、法律の形で邪教を禁止する国はないし、宗教や信仰はどの国でも自由であると語った。中国の憲法、刑法、刑事訴訟法によって、当事者に対する指摘や起訴は事実が不足しており、当事者は無罪であると弁護した。

 「法律の名義を借りて善良な人を迫害する法曹界の人々よ、考えてください。良い人、嘘をつかない人に迫害を与えるのは怖くないですか? あなた達の子供がこんな社会で生活して安心できるでしょうか? 法曹界の人達はによ中国共産党による指令に抵抗し、法曹界の人のあるべき尊厳を引き戻し、子孫に公平で正義な環境を与えるべきです」

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/12/360757.html)
 
関連文章