山東省臨清市の学習者家族3人に 不当判決
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 【明慧日本2018年2月16日】山東省聊城市臨清市の法輪功学習者・康宗峰さん、位鳳芹さん夫婦と息子の康寿博さん3人は、それぞれ不当な判決を受けた。2016年11月23日、息子の康寿博さんは臨清裁判所に懲役3年の実刑を宣告され、昨年11月22日、康宗峰さんと位鳳芹さん夫婦は夏津県裁判所に、それぞれ懲役2年と懲役11カ月、さらにそれぞれに罰金1万元、計2万元の罰金を科され、実刑判決が言い渡された。

 一、夫婦2人を不当に連行し、実刑判決を宣告する

  臨清市松林村在住の法輪功学習者・康宗峰さんは昨年2月18日午前、徳州夏津白馬湖付近で法輪功迫害の真相を伝えるパネルを貼り付ける際、通報され、夏津公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行された。妻の位鳳芹さんは2日後、2月20日に公安局に行き、罪のない夫を釈放するよう要求したが、帰宅後の午後に、夏津と臨清市の国保大隊の警官らに不当に連行された。

 昨年4月6日、夫婦2人の息子が公安局に行て無罪で釈放するように要求したが、徳州留置所へ不当に拘禁された。

 康さん夫婦2人も徳州留置所に拘禁され、7月4日、2人は夏津検察庁に起訴され、家族は2人の弁護士を依頼した。 

 8月11日、夏津県裁判所で開廷し、2人の弁護士は法輪功の修煉は合法なもので、法輪功の迫害の真相を伝える行為は憲法に守られいると述べたが、裁判の結果は出ないまま終了した。

 11月23日、裁判所から、夫の康さんは懲役2年、罰金1万元、妻の位さんは懲役11カ月、罰金1万元の実刑判決を宣告された。康さんはこれを不服として上訴したが、高裁は原判決を支持した。現在、位さんは家に戻っている。

 二、息子が受けた迫害

  2015年6月9日午前、臨清市公安局国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の警官・劉平路は数人の私服警官を率いて、松林鎮松北村の法輪功学習者・康寿博さんの自宅に侵入し、康さんを松林派出所へ不当に連行した。午後、家宅捜索を行い、パソコン、プリンター、自家用車、現金1万元などの個人財産が押収された。康さんは臨清留置所へ移送され、拘禁された。

 その後、公安局国保大隊の警官・劉平路は再び康さんの自宅に戻り、康さんの妻の携帯電話を押収した。2015年6月30日、康さんの妻は国保大隊の警官から康さんを家に連れ戻すよう連絡を受けた。しかし、康さんの妻が臨清公安局へ行ったところ、公安局に拘禁されてしまった。康さんの両親(上記2人の法輪功学習者)も同じ手段で連行された。その日の午後6時頃、康さんの妻は釈放された。

 昨年11月23日午前、臨清裁判所は康さんに対し裁判を行い、弁護士は無罪であると弁護をしたが、裁判官は法的根拠がないまま、不当に懲役3年の実刑判決を宣告した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/7/360527.html)
 
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