迫害される中 夫と娘は大法の素晴らしさを知る
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文╱中国の大法弟子

 【明慧日本2018年2月11日】私が連行され迫害されている間、同修達は進んで夫と交流し、家族を支えてくれました。私を救出するため夫は弁護士を雇い、そして、弁護士と同修達と一緒に関連部門を訪ねて真相を伝え、私を解放するよう求めました。その過程で夫は次第に正念を持つようになり、さらに真相が分かり、進んで大法弟子と一緒に行動するようになりました。そのため、夫の身にも多くの神の奇跡が現れました。

 ある日の午前、夫は弁護士から、「一緒に関連部門に真相を伝え、奥さんの解放を求めに行こう」との電話をもらいました。その時、ガスコンロでヤカンで湯を沸かしていましたが、夫はそれを忘れ、火を消さずに急いで家を出ました。

 その日、夫はずっと弁護士と同修達と共に行動しました。同修達の一言一行や大法弟子の品格の高さ、何事も内に向けて探す姿勢、慈悲な態度と愚痴をこぼさない姿に夫はとても感銘を受け、心から大法弟子を尊敬するようになりました。そして、大法弟子は何も罪を犯していない、法輪大法への迫害に加担する政府部門とその関係者こそが罪を犯していることがはっきりと分かりました。

 こうして、夫は外で一日奔走し、夜になってようやく帰宅しました。家に入ると、焦げ臭い匂いがした夫はやっと火を消し忘れていたことを思い出し、急いで台所に行って火を消しました。その時、火にかけっ放しのヤカンには水が一滴もなく、ヤカンの表面は黒く焦げていました。しかし、ヤカンはなんと壊れず、磨けばまた使える状態でした。夫は、「大法の師父は我が家を守って下さいました! さもなければとっくに火事になっていただろう」と涙をこぼし、心から師父に感謝しました。

 それから、夫は毎日師父に線香を上げるようになりました。彼は心から「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と念じ、「妻は無実です。妻を助けてください」と師父にお願いし、さらに、「関係者らがこれ以上法輪功を迫害しないように、学習者を釈放するように、自ら逃げ道を残しておくように」と心から願いました。

 夫は毎月必ず私に手紙を書いてくれました。書き終わると、手紙を師父の写真の前に置き、師父にこのように書いていいかとお聞きして、それから私に郵送するようにしました。毎回の手紙の中で、夫は私に励ます言葉を書き、「すでに起きたことだから、平然と対応して行かなければならない」と書いて、さらに「親戚や友人(同修の事)は皆あなたのことをとても心配し、あなたの為に発正念をしてくれているから、必ず師と法を信じて、自分を常人と混同させないように」という内容を隠語で書いてくれました。

 当時、環境が極めて悪く、それに自分は普段法を学ぶこと、心を修めることを重視せず、留置場に数カ月も拘禁されると、同修に接することも法を学ぶことも出来なくなったため、正念が次第に弱くなり、人心のウエイトが大きくなりました。周りは囚人ばかりで時には人心につられ、自分は普通の囚人に落ちそうになりました。夫の手紙の中から、同修達が皆とても精進していることを知り、「自分は使命を背負っている大法弟子で、どこにいても法を実証しなければならない。そして、神の道を粘り強く前進しなければならない」と自覚し、さらに「迫害は虚像に過ぎず、師父のご加護があれば、邪悪を必ず解体することができ、こうしてはじめて覚者の威徳を作り上げられ、大法弟子の称号に相応しくなる」というメッセージが読み取れ、師父のご加持を感じました。

 それからと言うもの、私は毎日法を暗唱し、真・善・忍の大法の中で自らを修め、内に向けて探し、顕示心、嫉妬心、闘争心、歓喜心などを見つけました。そして、仕事をした時に自らを実証し自我を放下できず、功能を求める執着心があり、法に則って修めていない問題にも気づきました。それらが今回の迫害を招いた原因だと分かりました。私は師父が説かれた多くの法を思い出して、それらと照らし合わせて自らを修め、自分を修煉者と見なし、名、利、情を放下しました。そして、同修達と一緒に大法を学びたい、三つのことをしっかり行いたいと心から願いました。師父は私のこの真に修めたい心をご覧になられました。師父に見守られる中、私はとても早く出所しました。

 私が拘禁されている間、同修達はよく夫と娘を見舞いに来てくれて、夫の体調が悪い時、果物などを買ってくれたり、お正月に、米や小麦粉、油などを届けてくれました。こうして大法弟子との付き合いの中で、娘は知らず知らずに、大法に感化され入って来ました。

 私が家に帰ってから、娘は「お母さん、法輪功って本当に素晴らしいね。大法弟子はみんな智慧があり、心も優しく、互いに協力し合って、他人のことを自分のことのように思っているね。時間があれば、お母さんと一緒に法を学び、私も修煉したい」と言いました。夫の同僚が私を見舞いに来た時、「ご主人は実に優しい人だ。あなたの文句を一言も言わなかったし、しかも、あなた達修煉者の品格が高いと褒めていた。我々もあなた達夫婦のように仲が良ければいいのだがね」

 この紙面を借りて、同修たちのご協力に心から感謝します。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/2/4/360415.html)
 
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