黒竜江省の劉福斌さん 泰来刑務所で危篤に
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 【明慧日本2018年2月14日】黒竜江省大慶市泰康県の法輪功学習者・劉福斌さんは2009年7月13日、地元の国安局(法輪功迫害の実行機関)に不当に連行され、2010年2月9日、懲役10年を科され、泰来刑務所第14大隊に拘禁されている。

酷刑示意图:成大字形后铐在床
拷問イメージ図:ベッドで両手両足を大の字に縛られる

中共酷刑刑具:手铐脚镣
拷問イメージ図:手錠と足かせをかける

 2017年3月、泰来刑務所第14大隊の隊長・梁福淳は劉さんが煉功するのを阻むために、指導者の周明達に指示し、劉さんに刑具をかけ四肢を「大」の字に伸ばし、1カ月間ベッドに縛りつけた。その後、劉さんは手錠と足かせをかけられ、不自由な体勢での歩行を余儀なくされた。

 6月8日、劉さんは独房で強引に灌食されたあと、嘔吐したり下痢したりした。17日に劉さんはやっと独房から釈放されたが、食べ物は食べられず、水を飲んでも吐き出した。

 7月13日、劉さんの家族は面会した時に状況がわかり、刑務所側と交渉した。8月下旬、劉さんはようやく地元の病院で検査を受けた。検査結果は劉さんが重病であると診断されたが、家族がより良い病院に移る要求をしても刑務所側はこれを断った。

 今年1月24日、家族はハルビン市管理局病院で劉さんを見た時の状態はとても痩せ細り、声も小さく、頭をあげる力すらなくなっていた。劉さんは食事をしたあと嘔吐し、この状態が7カ月続いていたが、病院側はもう治療する術がないという。

 家族は再び泰来刑務所へ行き、劉さんを病気治療のため保釈するように要求したが、刑務所側は同意しなかった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/1/29/360196.html)
 
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