【明慧日本2018年4月14日】四川省成都市の法輪功学習者・丁中斌さんと易文君さん夫婦は、2018年2月12日、警官に連行され、その後、夫婦ともに不当に拘禁された。
丁さん夫婦は1997年と1998年の前後に法輪功を学び始め、ともに恩恵を受け、精神t的にも肉体的にも健康になった。
しかし、1999年7.20、江沢民が法輪功迫害を開始した。丁さん夫婦は法輪功の真実のことを政府に説明しようと、北京に行って真相を実証したが迫害を加えられ、余儀なく放浪生活をするようになった。1999年~2017年まで、丁夫婦は多くの法輪功学習者と同じように、あれ以来、平穏な生活をすることができなくなった。
しかし、真・善・忍を信仰している2人は誰も恨まず、迫害を加えた司法関係者らにも法輪功の素晴らしさや法輪功の真相を伝えた。
当局は2017年、法輪功学習者に対し新たな迫害手段として、住むところに「ドアを叩く行動」を中国全土で実行し始めた。2017年10月17日、家のドアを叩かれて丁さん夫婦がドアを開けると、草堂派出所と紅牌楼派出所の警官ら二十数人が、一斉に不当に押し入った。警官らは家宅捜索をして、家にあるパソコン、携帯電話、現金、法輪功の関連書籍などの私物を押収して、夫婦とも連行した。その後、夫婦は成都市留置場に送られた。
拘禁されてから37日後の11月24日夜、丁さん夫婦は「今の住居を6カ月の間、監視する」という条件をつけられて、解放された。
しかし、帰宅した夫婦は家の多くのものが押収され、家の電気配線までも切られ、停電していることに気づいた。しかも、借家の家主は警官に脅迫されて、夫婦に家を貸すことをやめた。仕方なく、夫婦は家を引っ越すよりほかなかった。
それから、易さんは派出所に行き、押収されたものを返すようにと要求したが、その場で警官に連行され、10日間拘留された。警官らが丁さんも共に連行しようとし、夫婦の元の住所に行ったが、丁さんが不在のため、連行できなかった。
夫婦は新しく住むところを見つけた後、警官らにあまり気づかれないように行動をしていたが、旧正月の前の2018年2月12日午前9時ごろ、再び、草堂派出所の警官らに家に侵入され、連行された。尋問を受けた後、夫婦は成都市留置場に送られ、刑事拘留された。同時に警官らは丁さんの新しい家にあるパソコン2台、携帯電話、価値の高い絵画、絵画用の用具類、法輪功の書籍、現金、キャッシュカードなどを押収した。
2018年3月23日になって、夫婦はすでに四十数日間拘禁されたが、解放されるという情報は全くなかったという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)