【明慧日本2018年4月10日】湖南省湘潭(しょうたん)市の法輪功学習者・彭石清さん(54歳男性)は法輪功を学んでいるという理由で、かつて懲役8年の実刑判決を宣告された。しかし、2017年8月、彭さんは再び連行され、一審で再度、重刑9年の実刑判決を言い渡された。判決の前ni、司法関係者らは彭さんに「法輪功を放棄すれば、軽い刑にしてやる」と言ったが、彭さんは「法輪功は正法です。絶対やめません」と言い返した。
2017年8月14日、彭さんを含む二十数人の法輪功学習者は地元の警官に連行された。警官らは学習者の家を家宅捜索して、パソコンやプリンター、法輪功関連書籍などの私物品を押収した。その後、当局の裁判所は家族と弁護士に通知せず、彭さんを含む6人の学習者に不当な開廷をした。
その判決で、彭さんは法輪功を放棄しないというだけで、懲役9年の実刑判決を下された。
彭さんは1997年から法輪功を学び始め、1週間で、喫煙や飲酒の悪い習慣をやめることができた。その後、人と争ったり、喧嘩したりしなくなった彭さんは温かい家庭を築いた。また、たった1人でコツコツとボロボロになっていた組合の魚を養殖するためのいけす(池)を修理するほど、善良な人である。
しかし、1999年7.20から、江沢民グループが法輪功学習者に対する残酷な迫害を発動した。彭さんもその迫害から免れなかった。2001年1月18日、湘潭市610弁公室の警官は彭さんを連行して、雲塘派出所の拷問室に入れた。彭さんは両腕を背中に回されて手錠をかけられ、縄で両腕を縛られて数時間吊し上げられた。それから、警官はドライバーを彭さんの左手の指と指の間に挟み、指先を力いっぱい握りながら、ドライバーを回した。それで、彭さんの手と手首を酷く負傷してしまった。
拷問のイメージ絵:吊し上げられる |
2004年4月、彭さんは実刑判決8年を言い渡され、赤山刑務所に収容された。刑務所で彭さんは毎日、重労働を科され、他の人との会話を許されなかった。同年10月8日から5カ月半にわたって、彭さんは4平米の独房に拘禁され、一度もお風呂に入ることが許されなかった。独房で彭さんは朝6時から夜12時までずっと立たされたまま、よろめいたり、動くとすぐに叩かれるなどの迫害を加えられた。
彭さんは刑務所に拘禁されている間、息子たちは学校で差別を受けいじめられたという。彭さんの母親は長い間の恐怖感と息子を心配するあまり、とうとう病気になってしまい死亡したという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)