大連市裁判所は80歳の鄭徳財さんに迫害を企てる
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 【明慧日本2018年3月30日】大連市荘河市の法輪功学習者・鄭徳財さん(80歳)は、迫害されて両耳が難聴になってしまった。2017年9月4日に再び身柄を拘禁され、37日後に一時出所で家に帰されたが、現在案件は裁判所に引き継がれたままである。

 鄭さんは市の小營村下窯屯に在住している。2000年に、法輪功の無実を伝えるのに上京して陳情した際、酷く殴られて、その場で両耳が聞こえなくなった。息子の鄭永義さんも迫害され、精神異常になってしまった。2010年の旧正月の2日、鄭さんは不当に連行され、同年7月に秘密裏に懲役3年6カ月の不当な実刑判決を宣告された。そして、大連刑務所に拘禁され、酷く迫害されたため心臓病の症状が現れ、血圧は200以上にあがった。市の春柳センター病院に送られたが、病室でも手枷を掛けられたままでいた。

 2017年6月23日午前11時ごろ、市明山鎮派出所の警官3人は鄭さんに嫌がらせをし、家宅捜索をした。警官らは鄭さんの抵抗を無視し、鄭さんの自宅の入り口、鄭さんが着ているTシャツ(「法輪大法は素晴らしい、真・善・人は素晴らしい」と書かれたもの)の写真を撮りまくっていた。鄭さんは警官に「この九つの文字は私や、あなたたち警官、世界のすべての人にとって、とても大切です」と伝えた。

 警官らは続けて法輪功創始者の写真を探し出したが、鄭さんは「やめてください。あなたたちに罪を犯させてはいけません。罰が当たります。派出所の孫学枕は十年前に先生の写真を奪い、罰が当たるなんて信じないと言いましたが、その後、突然に死んでしまいましたよ」と伝えたら、警官らはそのまま帰って行った。

 2017年9月4日、鄭さんは明山鎮で法輪功の無実を伝えた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、地元派出所の警官に連行された。当日の夜7時、留置場に移送された。

 9月5日午前9時すぎ、警官3、4人は鄭さんの家財を押収した。15日、いわゆる関係者は鄭さんの家族に鄭さんの逮捕状にサインをするよう強制したが、それには応じず拒否した。

 37日間拘禁された後、鄭さんの身体は調子が悪くなり、一時出所から家に帰された。その期間、家族は2回ほど検察庁に呼ばれたが、鄭さんへの迫害には協力しなかった。

 2018年3月9日、検察庁の関係者は鄭さんの自宅に行き、嫌がらせをした。14日、裁判所は鄭さんの家族に電話を掛け、鄭さんを呼び出し、再び迫害を加えようと企てている。

 (注:法輪功修練者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/3/17/362985.html)
 
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