安徽阜陽の周西穹さんに懲役5年の不当判決
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 【明慧日本2018年5月7日】安徽省阜陽市臨泉県滑集鎮の法輪功学習者・周西穹さん夫妻は、2016年8月21日に県国保大隊(法輪功迫害の実行機関)の副大隊長・張磊に連行され、嘘の「犯罪証拠」によって罪に陥れられた。周さんはすでに懲役5年の刑を下され、現在、安徽省宿州刑務所で不当に拘禁されている。

 周さんと妻の李影さんは、2016年6月15日に、中国最高裁判所と最高検察庁に告訴状を送り、江沢民が法輪功を迫害した罪を告発した。その後、臨泉県国保大隊と地元派出所の警官は周さんを連行し、不当に臨泉県留置場に10日間も拘束した。周さんは家に帰ってから、近所の人が「県国保大隊の副大隊長・張磊がまた連行すると言いふらしている」と教えてくれたため、周さんは地元を離れ、上海に出稼ぎに行った。

 2016年8月21日、国保大隊の副大隊長・張磊らは上海から周さんを連れ戻し、臨泉県留置場に拘禁し、迫害をした。その日の午後、さらに妻の李さんも家から連行し、阜陽市留置場に拘禁して迫害をした。

 秋の収穫の季節になり、周さんの畑はトウモロコシなどの農作物はすべて収穫時期をむかえていたが、国保大隊の副大隊長・張磊の恐喝を受け、親戚や友人、そして、近所の人は誰も収穫の手助けをする勇気がなく、19歳の娘と15歳の息子も中途退学を余儀なくされ、2人ともアルバイトをして暮らしを立てざるを得なかった。

 周さんはすでに臨泉裁判所に懲役5年の判決を宣告された。裁判官は楊立業で、裁判所長は楊志刚であった。周さんは現在、安徽省宿州刑務所に拘禁され、迫害を受けている。

 臨泉県土坂郷の法輪功学習者・李明祥さん(71歳)は、2017年5月29日、滑集鎮で住民に大法真相を伝えた際、滑集鎮派出所の孫所長に連行され、県国保大隊の警官らによって県留置場に拘禁され、迫害を受けた。期間中、李さんは血圧が200mmHgまで上がったが、留置場の警官らは李さんに、むりやり大量の不明な薬を服用させ、李さんを解放しなかった。家族が親戚を通して贈り物を送った結果、李さんは7月9日にやっと釈放されて家に帰って来た。しかし、7月19日の夜、突然亡くなった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/4/10/363966.html)
 
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