黒龍江省の羅井山さん 迫害により無念の死
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 【明慧日本2018年5月30日】黒龍江省虎林市の法輪功学習者・羅井山さんは2年6カ月の冤罪を経て、帰宅してから1カ月後の2018年5月3日、冤罪が晴れないまま死亡した。享年65歳だった。

 羅さんは饅頭類を販売する商売を営んで生活してきた。2015年8月、羅さんは法輪功の迫害事実を人々に伝えた時、法輪功を中傷する宣伝を信じる人に住民委員会まで通報された。同年8月11日、住民委員会の役員3人が羅さんの家に行くと、ちょうど羅さんが明慧ネットを閲覧しているところを見かけ、すぐに警察に報告した。雲山農場公安局の警官らは羅さんの家に駆け付け、家財を押収して羅さんを連行し、連珠山留置場に拘禁した。

 2016年1月14日、牡丹江農墾支局裁判所は羅さんに対して、不当な裁判を行った。羅さんの弁護士は無罪であると弁護したが、2016年1月28日、牡丹江農墾支局裁判所は2回目の裁判を行い、羅さんに懲役2年6カ月の実刑判決を宣告した。羅さんはその場で控訴した。

 羅さんは連珠山留置場でしょっちゅう暴力を振るわれたため、危篤状態に陥った。2016年2月20日、家族が迎えに行き、息子宅で滞在するようになった。それにもかかわらず、警官による嫌がらせは絶えなかった。1カ月後、羅さんの身体は少し回復したが、まだ自力で生活ができるような状態ではなかった。しかし、雲山農場公安局の警官らは強行して、羅さんを連珠山留置場に拘禁した。その後、羅さんは牡丹江刑務所と呼蘭刑務所に転々と移送された。2018年4月1日、ひどい迫害を受けた羅さんは、再び息子に自宅に迎えられたが、すでに全身が浮腫んで歩けず、話すことさえもできなくなっていた。その後、自宅に戻って1カ月あまり苦しんでいた羅さんは、2018年5月3日に無念の中で亡くなった。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/5/11/365993.html)
 
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