山西太原市の学習者7人 無実の罪で書類送検
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 【明慧日本2018年8月29日】7人の法輪功学習者たちは2018年6月25日、太原市で相次いで迎沢公安支局の警官らによって連行された。現在のところ、法輪功学習者・張清香さん、張潤英さん、羅保俊さんの3人は古交留置場に拘禁されている。今現在、7人の法輪功学習者の全員が無実の罪で、検察庁に書類を送検された。

 7人の法輪功学習者は孫志芬さん、王英さん、羅保俊さん、胡さん(名前は不詳)、張清香さん、張潤英さんと王素萍さんである。

 6月25日午後4時過ぎ、孫さん、王英さん、羅さんと胡さんの4人は、太原市杏花嶺区解放北路機関車工場の独身寮(孫さんの息子が借りたアパート)の中庭で連行された。

 孫志芬さん(女性)は59歳で、黒龍江省ハルビン市双城区の在住者である。中国共産党が法輪功に対する19年間の迫害の中で、孫さんはハルビン市双城区で警官に不当に連行され、懲役12年の厳しい実刑判決を宣告された。双城刑務所で9年間拘禁されて残忍な迫害を受け、危篤状態に陥った。その後、孫さんは病気治療のため保釈され、3年前、太原市の息子の家に来て一緒に暮らしている。

 王英さん(女性)は76歳で、山西河津市の出身である。王さんは太原市に来て、孫の面倒を見ている。もう1人の胡さんは70代で名前は不詳である。

 羅保俊さん(男性)は60代で、太原市浜河東路長風街近くの中国銀行の宿舎に住んでおり、妻が亡くなった後、一人暮らしをしている。今回連行された時、羅さんの家のドアはひどく壊され、外から手を差し込んでドアを開けられるような状態になった。これは公安の警官が強行に家に押し入り、不当に家宅捜索をした時に壊したものである。今、羅さんの家のドアに封印シールが貼られ、押された落款(らっかん)は太原市迎沢公安支局長風東派出所となっている。

 孫さん、王英さん、羅さんと胡さんの4人の法輪功学習者は、太原市迎沢公安支局の警官らによって、連行されたという。

 同日の夜9時頃、太原市北営街道に住む法輪功学習者・張清香さんと張潤英さんの2人は帰宅した際に、それぞれの自宅前で、待ち伏せをしていた迎沢公安支局の警官らに連行された。そして、同時に不当な家宅捜索を受けた。

 同日の夜9時頃、太原市杏花嶺区の鉄道会社の宿舎に住む王素萍さんは、自宅から迎沢公安支局の警官と私服警察官に連行された。

 情報筋によると、山西省公安庁はこの件に介入しており、迎沢公安支局、迎沢公安支局迎沢派出所、長風東派出所が連携して、連行を実施した。そして、杏花嶺公安支局の巨船派出所もこの連行に関与したという。

 現在、張清香さん、張潤英さん、羅保俊さんの3人は、古交留置場に拘禁されており、学習者7人全員は無実の罪で検察庁に書類を送検されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/11/372314.html)
 
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