遼寧省の優秀な元教師の陳敏さんが拘禁
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 【明慧日本2018年9月29日】遼寧省遼中県の法輪功学習者・陳敏さんは2018年9月4日、豪林ショッピングセンター付近で、人々に法輪功が迫害されている事実を伝えたとき、私服警官に通報されて西街派出所の警官により連行された。

 その後、遼中区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官は、捜索令状の提示のないまま陳さんの自宅を家宅捜索した。警官らは陳さんの家にあったパソコン、携帯電話などの大量の私物品を押収した。

 陳さんは連行された後、警官に拇印を押すように強制された上、強制的に採血をされて瀋陽市第一留置場に拘禁された。

 遼中県六間房学校の教師である陳さんは、中国の教育界では、教師にとって教員の職階名は極めて重要で、給料や昇進にかかってくる。しかし、法輪功を学んでいる陳さんは他人を優先にと考え、4年連続で高級教師への昇進の機会を同僚たちに譲った。

 その後、陳さんの学校ではまた、昇進の機会を与えた。今度は絶対、陳さんの番だと思われたが、ある同僚が裏で不正な手段を使って、陳さんと競争した。校長は裏の圧力を受け、陳さんに「また、譲りますか?」と聞いた。陳さんは「年に1万元、収入が多くても大金持ちにはなれないし、その1万元がなくても生活ができます。もし、校長が圧力を感じているなら、私は今回も譲ります」と言った。その話を聞いて、校長は陳さんに悪いと思い「みんなで投票して昇進を決めよう」と言った。しかし、競争相手が校長に「投票するなら、私は落選するに決まっているじゃないか。彼女は学校でとても評判が良い人だから」と言った。そして校長は競争相手に「彼女は今年も譲ろうとしましたよ。彼女はあなたと争うことを考えていませんよ」と言うと、競争相手は恥ずかしがった。彼女は陳さんに会い「あなたはいつも私に優しくしてくれましたが、私は裏であなたの悪口ばかり言っていました」と謝った。それから校長も公正な判断をし、陳さんに昇進の機会を与えた。

 陳さんは教育者として、生徒たちを自分の子供のように扱い、名利にも淡泊で、同僚たちとも争わずに真面目に仕事をやり遂げた。

 陳さんは法輪功を学んでいるため、ある日、公安局の警官が学校に来て陳さんのことを調べたが、校長は警官に「陳敏さんはわが校で最も優秀な教師です。生徒に対しての指導も熱心で責任感もあります。みんな彼女が良い先生だと分かっています」と堂々と話した。

 法輪功を学ぶ前の陳さんは、心臓病、喘息、頸椎症、婦人科の病気など二十数種類の病を患っていた。法輪功を学んでから「真・善・忍」の教えに基づいて自分を律した陳さんは、とても良い先生で、家では親孝行をし、良い親、良い妻になって病気も完治した。

 しかし、2010年11月19日、法輪功が迫害されたため陳さんは、世の人々に当局のでたらめな宣伝に騙されないようにと、街で人々に法輪功の真相を伝えた。しかし、中国共産党の法輪功への誹謗中傷を信じた人に通報されて連行された。その後、陳さんは懲役3年の実刑判決を宣告され、給料も差し押さえられ、停止されたという。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/14/373796.html)
 
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