福州市ビン侯県の呉鶯香さん 密かに開廷された
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 【明慧日本2018年10月10日】(福建省=明慧記者)福州市ビン侯県の法輪功学習者・呉鶯香さん(44歳女性)は2018年5月2日、法輪功の資料を配布したとの理由で不当に逮捕され、同年9月26日に開廷された。

 呉さんは、ビン侯県上街大学城付近に住んでいる。呉さんは某大学付近で法輪功の資料を配布していた時、中国共産党による法輪功への誹謗中傷を信じている学生と警備員に通報されて、上街警察署荷塘派出所まで連行された。

 当夜、呉さんは荷塘派出所の警官に連れられて家に帰り、捜索令状の提示もなく家宅捜索を受けた。法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、資料、プリンター、ノートパソコンおよび現金5000元等の私物が押収された。

 5月3日、呉さんは福州市第二拘置所に移送されて拘束された。そして5月24日、不当に逮捕された。

 9月26日、呉さんは家族や弁護士もいない状況下で秘密裏に開廷された。情報筋によれば、開廷中に裁判長は、弁護士を雇う必要があるかどうかを調べなかったという。

 呉さんの家族は、彼女のために弁護士に依頼した。9月29日、弁護士はビン侯県裁判所に「呉鶯香さんの案件は司法機関の管轄範囲外であるため、裁判所において、法に基づいて審理しないことを求める」という書類を提出した。書類には「ビン侯県裁判所に『政教分離、信仰は犯罪にならない』の原則に基づき、この法に準じるべきである本案件は、司法機関の管轄範囲外であることを宣告し、審理せずに即時、呉鶯香さんを釈放すべきである」と要求した。

 同時に、ビン侯県検察院に訴訟を取り下げることも要求した。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/10/1/375195.html)
 
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