吉林楡樹市の馬長青さん 懲役2年の不当判決
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 【明慧日本2018年9月30日】最近の情報によると、吉林省楡樹市の法輪功学習者・馬長青さんは長春鉄道裁判所に懲役2年の不当な実刑判決を宣告され、現在、長春第二刑務所に拘禁されている。

 馬さんは2017年10月14日、用事のため長春に行き、身分証明書を使ってきっぷと交換した。しかし、長春駅の改札口から出た途端、2人の警官に長春駅前派出所に連行された。馬さんのカバンの中から、1万178元の法輪功の文言が書かれた真相紙幣が見つかり、検査されたあげく、馬さんは鉄道公安局に送られた。

 馬さんは警官らに自ら法輪功を学んでからの体験を伝え続けた。1981年10月、馬さんは脊椎が2本、腰椎4本が折れたため、身体をサポートするためのプロテクター(身体の安全を図るための器具)を身に付けていた。しかし、1996年に法輪功を学び始めてから、それまで身に付けていたプロテクターを取り外すことができた。また、家には面倒を見なければならない娘がいることも伝えた。

 警官は馬さんの自宅を訪ね、状況を確認した。馬さんの言うことが本当だと確認した。馬さんは翌日家に戻されたが、現金は返還されなかった。また、監視住宅であるという紙も渡された。

 2017年11月から2018年4月にわたり、馬さんは長春市裁判所に2回も呼ばれた。2018年5月9日午前、またも馬さんは身柄を拘束された。隣人の話によると、馬さんは長春市裁判所と楡樹派出所の警官らに連行され、娘はある老人ホームに送られたという。

 2018年5月25日、長春鉄道裁判所は馬さんに対して開廷をし、馬さんの親族も傍聴した。

 馬さん一家は幸せな家族だった。娘は幼い頃に癲癇(てんかん・発作的に痙攣を起こす病気で、意識を失って倒れ、手足をもがいて口から泡を吹く)を患い、怖いことに遭遇するとすぐに発作を起こす状態であった。2010年11月15日午後3時、楡樹公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らは突然、馬さんの自宅に侵入し、何も法律に基づいた書類を提示しないまま、不当に家宅捜索を行った。その結果、3万3500元あまりの現金と法輪功の関連書籍などの私物品が押収され、馬さんも留置所に連行された。馬さんの娘は恐怖のあまり、4回も発作を起こして痙攣(けいれん)し、妻もそのショックで脳出血を起こした。そして、それが原因で、2012年3月29日に他界した。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/12/373700.html)
 
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