ハルビン市の秦愛敏さん 不当に4年の実刑判決
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 【明慧日本2018年9月7日】ハルビン市の法輪功学習者・秦愛敏さんは法輪功についての真相を伝えただけで、2018年8月14日に、道里区裁判所により懲役4年の実刑判決を下され、罰金1万元を科された。

 秦さんはハルビン・ステンレス製造工場の元技術開発者である。仕事を立派にこなしていたため、毎年優秀な社員として選ばれた。しかし、メニエルやリウマチ性関接炎などの病気になり、その後、両足の色が変色したり、潰れたりした。あちこちの病院に行き治療をしたが、治らなかった。そのため、秦さん夫婦は失業し、貧困に陥った。

 1996年、秦さんはある法輪功学習者に出会い、法輪功の修煉を始めた。不思議なことに、全ての病気が治った。

 2017年11月19日、秦さんと他の学習者は南崗区で真相を伝えていた際、真相の分からない人に通報され、郵政派出所の警官らにより連行され、家宅捜索を受けた。警官は秦さんの家から押収した資料の小冊子をバラバラにして、各1枚1枚を一つの証拠として検察庁に提出した。2018年5月30日、秦さんに対して裁判が行われた。法廷で、弁護士は警察の作りあげた証拠を指摘したが、控訴人は「我々は内部の規定に従い、違法なことはしていない」と返答した。

 開廷中、秦さんは法輪功について語るとすぐに裁判官に中断され、法輪功の話は法廷で禁止された。秦さんは「自分に対する裁判は法輪功に関するものだから、法輪功の話を禁止されるなんてあり得ない!」と裁判官の無知を理解できなかった。弁護士も「法輪功への迫害は当初、江沢民個人の意志であった」と語ると、裁判官は「その話は止めて下さい」と言って、慌てて弁護士の弁護をも阻止した。

 控訴人は証拠の写真を秦さんに見せて、チェックを求めた。秦さんは「実物を見せないで、写真だけを見ても確認できません」と答えた。秦さんは写真だけの証拠について意見を言ったが、裁判官に中断された。

 8月14日、裁判所は秦さんに懲役4年の実刑判決を下し、さらに罰金1万元まで科した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/25/372890.html)
 
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