山東省キョ県裁判所は崔建秀さんに不当判決
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 【明慧日本2018年9月15日】山東省日照市キョ県小店鎮の法輪功学習者・崔建秀さんの家族は、2018年8月8日、崔さんが懲役1年の実刑判決を宣告されたことを知らされたが、これは全くの冤罪である

 キョ県公安局と小店鎮派出所は小店鎮の各コミュニティの党書記の十数人に偽証を作らせ、コミュニティのすべての真相シールは崔さんが貼ったことにし、崔さんに濡れ衣を着せました。家族は何度もキョ県検察庁、裁判所に行き解放を求めたが、裁判所は家族に「コミュニティの党書記らの証拠を裏返すことができれば、解放する」と言った。

 家族は身内を救出するため苦労を顧みず、それぞれの党書記らを探し、新しい証拠を作ってもらい、小店鎮司法所を通してキョ県司法局に書類を提出した。しかし、司法局の局長は崔さんの家族がコミュニティの党書記らを買収したと言いふらし、「キョ県裁判所が崔に対して開廷をした時、傍聴に参加する人数が多すぎる」とも言った。

 7月25日頃、家族は崔さんが「懲役3年執行猶予4年の判決を下された」と知らされた。そして、「月に2回ほど思想改造施設に勉強に行くこと、そして1回強制労働することが条件だ」と言われた。いずれにしても家族と親戚、そして友人たちは皆崔さんが早く家に帰ることを待ち望んだ。

 8月の初め、キョ県司法局の職員は裁判所の弁護士と一緒に日照市留置場に行き、崔さんと面会した。司法局の職員は「出所したら、また法輪功を煉功するのか」と質問したら、崔さんは「煉功しなければ、頭痛がする」と答えた。司法局の職員はその答えを理由に、崔さんの書類をキョ県裁判所に差し戻した。そして、キョ県裁判所は前の判決を取り消し、崔さんに不当に懲役1年の実刑判決を宣告した。

 8月14日、家族は崔さんが日照市留置場からかけてきた電話を受け「懲役1年の実刑判決を宣告されたことが書かれた、判決書を受け取った」ことを知った。

 現在のところ、崔さんは依然として日照市留置場に拘禁されており、すでに期限は大幅に超過し5カ月半にもなる。崔さんの86歳になる高齢の舅と姑は、何度も優しい息子の嫁がどこにいるのか居場所を聞いたが、家族は爺ちゃんや婆ちゃんがショックを受けることを心配をして、真実を言わなかった。

 キョ県司法局、警察署、検察庁、裁判所の関係者に「早く真相を知ってほしい。くれぐれも良い人達を迫害しないようにしてほしい、さもなければ、天罰に遭うことは避けられない」と忠告したい。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/8/21/372723.html)
 
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