河南淮陽県の楊徳傑さん 計11年の不当判決を受け迫害死
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 【明慧日本2018年9月11日】河南省淮陽県の法輪功学習者・楊徳潔さんは長年にわたって拘禁され、嫌がらせをされ続けひどい迫害を受けてノイローゼになり、それが悪化して精神病になり、迫害で半身不随にもなった。ベッドに横たわったままで冤罪が晴れぬまま、2018年8月30日に死亡した。47歳の若さであった。

 楊さんは1971年生まれで、高校卒の学歴であった。法輪功を修煉した後、自ら資料を作って善の心を持って人々に真相を伝えていた。2001年頃から警察官により嫌がらせを受け始め、2回の判決を受けて、計11年の懲役刑を受けた。十数年の間、楊さんは絶えず監視されては連行され、日常茶飯事のようにいつも嫌がらせをされ、正常な日常生活が出来なくなった。下記は楊さんが受けた迫害である。

 2001年、田舎へ真相ポスターを貼りに行った際に、現地の派出所の警官により不当に連行され、2カ月間拘禁された。家族が当局の関係者に贈り物をした後、やっと釈放された。しかし、派出所からの嫌がらせが絶えなかったので、楊さんは家を出て放浪生活を余儀なくされた。

 2004年、他の学習者と共に大法の真相資料を作った楊さんは、私服警官に尾行され、連行されて懲役7年の実刑判決を宣告され、刑務所で酷い迫害を受けた。2009年に釈放されたが、警官による嫌がらせが絶えず続いため、楊さんはまたしても放浪生活をしなければならなかった。

 2011年末、旧正月を過ごすため、家に帰った楊さんは再度不当に連行され、家宅捜索を受け、十数万元の個人財産を押収された。そして拘禁される前、血圧が異常に高かったため、2万元の保証金を支払い1年間の仮釈放が認められた。しかし、1年間は外出禁止になった。

 長年の迫害を受けていたため、楊さんはずっと独身で非常に貧困になり、生活さえも維持できなくなった。

 2013年、自宅の屋根が雨漏りするため、楊さんは親戚や近隣に数万元を借りて新築の家を建てようとしたが、基礎ができたところで、現地の警官が押し入り連行され、懲役4年の実刑判決を宣告された。収監される前に、異常に血圧が高くて解放されたが、毎週派出所へ病状を報告する事を強要された。しかも、身体が一旦健康に戻ると、すぐに収監すると言われた。

 長年にわたって酷く殴打されたり、脅かされたりして残忍な迫害を受けて、楊さんの健康状態はひどく崩れ、とうとうベッドの上での寝たきりの状態になり、自力で生活ができなくなった。親戚や学習者らに面倒を見てもらっていた楊さんは、一度身体の回復の兆しが見えたが、現地の警官が絶えず嫌がらせをし続けたため、楊さんはとうとうノイローゼになり、それが悪化して精神病にもなり、2018年8月30日に冤罪が晴れないまま、この世を去った。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/9/7/373469.html)
 
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