湖南省の顔淑洲さんは7年の冤罪後 再び連行される
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 【明慧日本2018年8月5日】(湖南省=明慧記者)湖南省邵陽市の法輪功学習者の顔淑洲さんは、2018年6月25日に、法輪功迫害の真相資料を配っている時、地元の派出所の警官に不当に連行され、のちに邵陽市楊家壟留置場に拘束された。

 顔さんの娘の襲顔さんも法輪功学習者で、6月26日、城西派出所の警官に洗脳班(場所は邵陽市政府に専属する宿泊施設の中にある)へ連行された。 

 顔さん一家は1997年3月から法輪功を修煉し始めた。顔さんのひざの痛みはなくなり、夫の襲徳元さんもタバコをやめてから、だんだん元気になってきた。娘の襲顔さんは法輪功から誠実さや善良さを学び、寛容の心でいじめっ子に対応してきた。

 顔さん一家が良い人を目指して頑張っている時に、迫害が始まった。1999年7.20、江沢民グループは法輪功への残酷な迫害を開始し、たくさんの法輪功学習者たちの人生の道を180度変えてしまった。顔さん一家も例外ではなく、心身ともに苦しめられ、警官に数回も家財を押収されたり、嫌がらせをされたり、脅かされたりした。襲顔さんは学校から直接に洗脳班に連行されたことがある。

 2009年4月18日、邵陽市大祥分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の人員が、顔さんの自宅に無理やり侵入し、パソコン1台、プリンター、衛星受信アンテナ、法輪功の書籍、真相資料などの家財を押収し、顔さんと夫の襲さんを連行した。のちに、邵陽市大祥区裁判所は「法律の実施を破壊した」という罪で、それぞれ顔さんに懲役7年、襲さんに懲役2年の実刑判決を宣告した。 

 湖南省女子刑務所では、刑務所側が顔さんに法輪功の信仰を放棄させるために、顔さんをひどく拷問した。2011年8月、家族が初めて顔さんと面会した時、顔さんは全身が水腫(すいしゅ・体の組織や体腔(たいこう)の中にリンパ液・漿液が多量にたまっている状態。むくみ)の状態になり、顔色が青白くて、指が傷だらけの不憫な様子を見て、涙を流してばかりでなかなか話せなかった。

 今現在、顔さんは再び法輪功の真相資料を配ったというこれだけの理由で、またもや連行された。このような状況下で、娘の襲顔さんも精神面でひどく迫害を受けている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2018/7/18/371191.html)
 
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